馬々とりんごの日々

UMAUMA TO RINGO NO HIBI 初心者の乗馬日記です。 記録のために書いています。 これから乗馬を始められる方の参考になれば幸いです。

競技会

国体馬術を観に行く

2019年9月29日(日)晴れ
2019年10月3日(木)くもり 時々 晴れ

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2019年9月28日(土)~10月8日(火)は,第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体2019」が開催されていました。

茨城国体のホームページ

国体(国民体育大会)は毎年どこかの県で開催されていますが,近くで開催されていないとなかなか観に行くことができないので,今回,生まれて初めて国体の馬術を観に行ってきました(*´∇`*)♪
せっかくなので,感想など少々書いていきたいと思います。


【参考:今後の国体の開催県】

2019年 茨城県
2020年 鹿児島県
2021年 三重県
2022年 栃木県


2019年は茨城県で開催の 「いきいき茨城ゆめ国体2019」 です。
もちろん馬術も国体の競技の種目にあります!

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初日(1日目)と,
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最終日(5日目)に観戦に行きました。

ものすごくたくさんの観客で賑わっていて,席を確保するのが大変なくらいでした。
こんなに多くの人が喜んで馬術を観に来てくれているなんて,何だか嬉しかったです。
わたしもただの観客の一人に過ぎませんが,自分の好きなものの良さが伝わるかもと思うと,誇らしいような,何とも言えない嬉しさが込み上げてくるものなんですね(●´ω`●)♪

天候にも恵まれ,特に初日は一日中暑かったです。
観客席に屋根はなく,日傘の使用も禁止なので,帽子は必須です。水分補給のためのドリンクは無料で配られていましたが,日焼け止めとタオルもあると良いかと思います。また,暑さのあまり,写真やビデオ撮影に使用していたスマホが熱を持って機能停止してしまったことが何度かあったので,保冷剤を持っていけばよかったなぁと思いました。

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障害馬術の試合会場

ダービー競技で使われる小さい丘のような場所も奥のほうにあります。
青い空に緑! 広い!.。゚+.(・∀・)゚+.゚

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馬場馬術の試合会場

背景が森という,写真映えする環境です。
最終日には森の上空にトンビが舞っていました。

水戸農業高校の畜産科の施設内につくられた特設競技場ということでしたが,今後も是非活用してほしいくらい,とても素晴らしい会場でした。
国体が終わったら撤去しちゃうのかな……?(´・ω・`)  もったいない!

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高校の馬術部で飼育されているポニーたちが,ふれあいコーナーにいました。
もぐもぐもぐ……
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「がんばってね♪」

馬ってマイペース(笑)

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配布されていたミニプログラムと観戦ガイドブック。
見やすくて,ルールなどもわかりやすく書かれていたので,とてもよかったです。

余談ですが,馬に乗っているキャラクターは 「イバラッキー」 といいます。まん丸のボールみたいな体型で馬に乗っていることにびっくりです(笑)。馬上で転がりそう(笑)。


さて,肝心の試合!
馬場馬術と障害馬術は平行して同じ時間帯に行われているので,片方を観戦していると,もう片方は観ることができません。
全部観ることはできないので,いくつか気になったものを選んで観ることにしました。


戦した競技

【成年男子 馬場馬術競技】
【成年男子 トップスコア競技】
【成年男子 ダービー競技】
【成年女子 自由演技馬場馬術競技】
【成年男子 六段障害飛越競技】



馬術はローカルな試合でもオリンピックでも,男女別に分かれていないのですが,何故か国体では女子と男子に分かれているようです(皇后杯があるから?)。
競技の結果は 
日本馬術連盟 のホームページを見てくださいね。(o^∇^o)ノ♪

馬場馬術は競技中に移動することができないので,誰かの演技が行われている最中は観覧席に立ち入ることができません。演技と演技の合間に移動することになります。

写真や動画を山ほど撮れたので幸せでした。('▽'*)♪

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実は本格的な馬場馬術の試合は観たことがなかったので,とても新鮮で感動しました。
ハーフパスや半ピルーエットという技も生では初めて観ました。
規定演技は地味な感じがしますが(ただ皆が同じ運動をするので比較はしやすい),音楽に合わせて運動する自由演技はフィギュアスケートみたいで,観ていて面白かったです。優雅な肢の運びに惚れ惚れします。燕尾服がカッコよく,音楽との相乗効果で感動が胸に迫りました。


競技と競技の合間には,会場内の出店などを見てまわります。
こういうのは言わば「お祭り」なので,たくさんの出店があるんですよね。
馬具や乗馬用品のお店,馬グッズや地元農産品のお店など,色々あって楽しかったです。
ただ,食べ物屋さんはすごく少なくて,お昼の時間帯に長蛇の列ができていました。周辺に飲食店などもなく,そこに長い時間かけて並ばなければならなかったのは,ちょっと残念でした。
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長靴(ちょうか)を持っていなかったので,欲しいなーと思っていたら,競技用ウェアのお店があり,ノリで試着をしていたらピッタリだったので購入しました(笑)。
いずれ買わないとなとは思っていましたが,まさかここで決まるとは思いませんでした。
茨城国体の思い出の品として大事にします(●´ω`●)♪

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このポニー用の馬着かわいい(*´ェ`*)(*´ェ`*)♪

5日目(最終日)には会場でお抹茶もいただきました。
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お茶席に飾られていたお馬さん。和種馬っぽい?


そして障害飛越競技!
ジャンピングは見慣れてはいるのですが,やっぱりすごく面白い!
解説者がその都度放送席からルールを説明してくれるので,初めての方でも楽しめたようで,会場は大賑わいでした。歓声や拍手が上がったりと,かなり盛り上がっていましたよ。
障害の競技は何種類かありましたが,どれもそれぞれ手に汗握る試合でした。

トップスコア競技
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ジョーカー障害という,クリアできれば得点が高いけれど,失敗するとめちゃくちゃ減点される障害が中央に設置された障害飛越競技。障害ごとに点数が決められていて,規定時間内にできるだけ多くのポイントを稼いだ人馬が勝ちとなります。コースは決められていないので,選手が自分の判断で跳ぶ障害や順番を決めます。同じ障害を何度も跳んでも大丈夫(ただし,障害は一度落とすと直してもらえないので,失敗するとその障害にはもう挑戦できません)。ハラハラしながら純粋にゲームを楽しんで観ていました。
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ジョーカー障害を跳ぶところ。

ダービー競技
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坂を駈け上ったり駈け下りたり,水の中を進んだりしながらジャンプをしていく,持久力なども試される競技でした。色んな動きをするお馬さんの姿を見ているのが本当に楽しかったです。水に入るのを嫌がるお馬さんが多い印象でした。水深がどれくらいあるのかわからないので,入るのが恐いみたいですね。
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ご当地障害の「納豆障害」。

六段障害飛越競技
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直線上に等間隔に六つの障害が設置された競技。最初は 100㎝,110㎝,120㎝,130㎝,140㎝,150㎝ で行われ,ノーミスでクリアした人馬が複数いると高さが上げられてジャンプオフになります。後半にいくほど高さは上がるのに,障害間の距離が変わらないので,難しいみたいです。
このときは結局,最終障害が161㎝ → 171㎝ → 181㎝ と3回ジャンプオフが行われ,ようやく決着が着きました。
もう……あの高さに挑むだけで,その勇気を讃えたい…….。゚+.(´;ω;`)゚+.゚ 自分の身長よりも高い所跳ぶなんて怖過ぎる……お馬さんは落としはするけど止まりはしないんだよ,偉いよ……。
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陸上自衛隊の方々が馬場整備の間こんな風に待っていました。


競技会に行って,素晴らしい試合を観るたびに 「わたしもこういうのやりたい~(*´∇`*)♪」 と思います。今回はダービー競技と馬場を特にやりたくなりました。六段障害飛越は観るのはいいけどやるのは怖いので遠慮したい……(^_^;)

あらためて思ったのは,やっぱり馬術はゲームとして観ていても面白いなぁということ。
馬は綺麗だし,動きはカッコいいし,ルールがわかれば勝負の行方が気になって観てしまいます。
お客さんも大勢いて,みんな初めてでも楽しんでいたようなので,いつか馬術も野球やサッカーのように観戦料取れるくらいメジャーになればいいなと夢見ています。

馬術の素敵さや面白さが,もっと日本中に広まりますように.。゚+.(*´ω`*)゚+.゚
「いきいき茨城ゆめ国体2019」は,これからの夢にあふれた素敵な大会でした。


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夏空とブルーリボン(馬場2級試験)

2019年7月27日(土) 天気 雨 のち 晴れ

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全乗振の乗馬技能認定審査(馬場2級)の試験日。
ジャンプができなくなったわたしは,2ヶ月ほど前から,この日を目指して練習を重ねていた。

この日,わたしは,

出発予定時刻の15分前に覚醒した。

大急ぎで着替えて準備をし,朝ご飯を食べて(←省略しなかった),ちょっとここには書けない速度で車を飛ばして(事故を起こさなくてよかった)クラブに到着。

ま,間に合ってよかった……!(; -д-)ノ

この過程により,たぶん低い血圧が爆上げされ(身体に悪いので推奨はしない),戦闘態勢に入る。こういうときに分泌されるアドレナリンって,脳を覚醒させて集中力を高めたり,運動能力を高めたりするらしいよ。

ああ……でも,やっぱり余裕がないのはよくないな。次回から気をつけます。ごめんなさい。


接近しつつある台風の影響なのか,クラブ周辺では雨が降っていた。
馬術の試合は雨の中でも普通に行われる。
仕方ない。天候は操作できない。
演技が終わったらすぐに着替えれば,風邪もひかなくて済むだろう。

2日後には入院。
3日後には手術。

ここで体調を崩したら,自分が怒られるだけではなく,予定変更により大勢の人に迷惑をかけることになる。それだけは避けたい。


馬房に行くと,黒馬くんはもうすでに綺麗に馬装されていた。
よろしくねー(T∀T) きみにかかってるよー!

お馬さんはいつも通りに落ち着いていた。
馬って緊張しないのかな。わたし自身もそんなに緊張はしていないと思うけれど。
上手くいくといいね,と首を撫でる。

ちなみに,ここしばらくメルカリや人脈を駆使して格安で集めた正装をしていったのだけれど(蒸し暑いのでジャケットは省略),わたしの正装が珍しかったのか,スタッフが数人馬房前に集まってきた。
ベルトがないことを残念がっていて,貸し出しの申し出があったのだけれど,


「おれのベルト貸しましょうか!?(☆°∀°)」
「わたしのベルト貸すよ!( ・∇・)
「おれのベルトを……!(☆°∀°)
     

ありがとうございます(*´ω`*)笑。
でも集団でベルト外し始めるのやめて(笑)。

彼らは愉快で,実に良い人たちだ。

ウエストがゆるいわけでも,シャツが短いわけでもなかったので,ベルトはなしで競技に挑むことにした。


小雨が降り続く中,準備のため馬場の隅に出る。指導員さんがついてくれて,最後の調整に入る。
常歩,軽速歩,速歩,駈歩,巻き乗り,20mの輪乗り,三湾曲,歩様の変換……
この期に及んで,変なミスをしたりして,苦笑いが漏れる。メンタルを壊さないようにするためなのか,指導員さんは怒らずにいてくれた。
 
わたしの出番は後のほうだったので,まだ余裕があるかと思っていたら,前の出場者の準備が整わないとかで,急遽わたしが先に審査をしてもらうことになった。
えええぇぇ!((((;゜Д゜)))
もう出番!?

ドレッサージュ馬場へ行き,入場する前に何度か速歩での巻き乗りを繰り返す。指導員さんからOKが出たので,馬場へ入場。正面の審判員席に,見慣れた人の顔があった。

ん? ……あれ?(つд⊂)ゴシゴシ
見間違いでなければ,あの審判員の席にいるのは,オーナー……?

正面の審判員の席でにこやかな笑顔を浮かべているのは,紛れもなくオーナーでした(笑)。
馬場の試合の審判やってるの,初めて見ましたよ……(´∀`;)
初めてなので,厳しく採点されるのか甘く採点されるのか,見当がつかない。

ここまできたら,もうごちゃごちゃ考えている暇はない。
停止。不動。敬礼。
オーナーが笑顔で頷いたのを確認して,速歩発進。
隅角を通り,斜め手前変換しながら歩度を伸ばす。蹄跡から歩幅を戻し,ここから三湾曲……

というところでまさかのボロ!

うそぉ!? 先週の練習と同じ箇所でボロするの!? Σ(´□`;) なにここ,きみのボロポイント!!?

先週停まられてしまった記憶が蘇り,焦って強めに脚を入れる。どうにか停止はしなかったものの常歩に落ち,速歩を発進し直す。

ひいぃぃ……確実に減点だよ今の!

気を取り直して三湾曲。
その後の常歩パートで,虫が気になるのか頭を振りまくる黒馬くん(進んではいる)。
こ,こんな,こんなんでいいのか!? 美しくないぞ!?

C地点からの駈歩発進。この前の常歩の時点でよく動いていて,反応がよさそうな気配があったので,C地点ギリギリで扶助を出し発進させる。20m輪乗り。そのまま直線で歩度を伸ばす。馬場に斜めに入って中央から速歩,蹄跡から常歩。手前を変えてもう一度。

最後のC地点からの速歩発進。
最後の半輪乗りの半円が綺麗に描けなかったけれど,停止ポイントまで何とか速歩継続。
停止。不動。敬礼。


演技を終えると拍手がきた。
たった一人,見守ってくれていた指導員さんが拍手してくれていた。
なんだか泣ける(´;ω;`)
全部あなたが教えてくださったことです(ノ_<。)


競技を終えての感想は,


もうちょっときっちりやりたかった!(>_<;)


もっと,もう少し……ちゃんとできたはず!
達成感よりも,やや悔しい思いが胸に残った。


馬場を出ると指導員さんがいて,「よくできてたね(^_^)」 と言ってくださった。
出来なかった点ばかり目についていたわたしは,失礼にも 「本当ですか?」 と聞き返してしまった。


指導員さん 「うん,ちゃんと動いていたよ。本番に強いのかな」


ああ……ダメだ,わたし。「素直に喜ぶ力」を失いつつある(泣)。
ここ,「わーい♪」って喜ぶところ!(´;ω;`)


黒馬くんを馬房に戻し,汗だくだったので着替えて筆記試験に臨む(過去問を中心に勉強していたので,試験内容が若干変更されていて焦る)。

その場で採点され,実技のジャッジシートをもらいながら,合格ラインに届いていることを知る。
わたしがあんまり喜んでいない顔をしているので,受付の人に「決して悪くない点だと思いますよ」と気を使われる。ごめんなさい,ただわたしの中の職人魂が騒いで(※小夏の先祖は代々職人をやっておりました),完成度に満足していないだけなんです。


ジャッジシートで特に「良い」と評価されていたのは,最初の隅角と,速歩の斜め手前変換での歩幅を伸ばすところと,駈歩発進と20mの輪乗り及び直線での歩幅を伸ばす箇所(左右どちらも)。
平均よりも下げられていたのは,ボロで止まりかけた部分。常歩になってしまった所があったために,得意だった三湾曲蛇乗りの評価が低かった(←今日一番のがっかりポイント)。


うん,でも,まあ,よかった! 全体的に出来てたんだよ! そんな気がする!
ジャッジシートにも「大体よくできてます」って書いてあった!(´∀`;)


筆記の試験を受けている間に雨はやみ,雲が切れて晴れ間が見えるようになっていた。
鮮やかな青色が広がり,気温が上がり,まぶしいくらいの夏空が姿を現す。
今年の長い長い梅雨が,ようやく明けるのだ。

じりじりと照りつける太陽光を避けながら,外の馬場で行われている障害馬術の試合を見ていた。
ローカルな試合は,「何でもあり」な感じがとても楽しい。鐙上げで障害を跳んだり(60㎝くらいなら行けるらしい),本当に,試合って「ゲーム」なんだな,楽しむためにやるものなんだなと思った。

馬場の採点の集計には時間がかかるのか,少し時間が経ってから順位の放送があった。
優勝は逃したかもしれないけれど,参加者も多くなかったし,あとはどこまで順位を上げられるかだなー……なんて思っていたら,わたしと黒馬くんは1位になっていた。
動揺して,次にやるべき行動が一瞬わからなくなったので,とりあえず馬房に行って黒馬くんに報告することにした。ほ,褒めてあげなきゃ! あと,「ありがと」って!
馬房に行き,


馬 「ぼく,頑張ったよ!(●´ω`●)」

小夏 「よくやったねぇぇぇ!!! (*´∇`*)」


みたいなことを期待していたのだけれど,お馬さんはちょうど昼ごはんを食べている最中で,対応はクールなものだった。もぐもぐしながらも,一応顔は上げてこちらを見てくれるのだけれど,


馬 「別に……おれ,やることやっただけなんで」


みたいな感じで,わたしがベタベタ触りながら褒めるような雰囲気ではなかった。

お馬さんの世界には,「合格」も「優勝」もないのね(^_^;)
「練習」と「本番」の違いもないのかも。
ただ,怒られずにお仕事を終わらせて,ごはんを食べて,綺麗な馬房で眠れれば,それで満足なのかな。ある意味では羨ましいとも言える。


晴れ渡る夏空の下で,表彰台に上る。
明るく澄んだ,夏空を切り取ったような色のリボンを受け取った。


ああ……ようやく,ようやくここまで来られた。2級の試験に受かる日が来るとは思わなかった。
まだまだ力不足だけれど,ちゃんと合格したから,周りの人に「馬に乗れます」って言ってもいいかな。


一区切りついたから,これで心置きなく治療に専念できる。


帰り際にフロントで,受付の人に 「回復したら,またいつでも来てくださいね。お待ちしてますので」 と声をかけられる。

初めてここへやって来た日のことを思い出した。
あのときは,まだ,「乗馬」と「自分の日常生活」には大きな隔たりがあって,少し緊張していた。


「はい! ぜひ,また」 と笑って答えて,その場を去る。


少しずつ緊張を解いて,「乗馬」と「自分」の距離を縮めていく中で,随分たくさんの思い出ができたと思った。




*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜


あ と が き


『馬々とりんごの日々』 は,ここで,第一幕が閉幕かな,という気がします。
これが物語で,わたしが作者なら,ひとまずここで筆を置くと思うからです。
初めて馬に触れて乗った日から,馬場2級の試験に合格するまで。
ここまでがきっと「第一幕」。

第二幕の開始がいつになるかはわかりませんが(できるだけ早く戻りたいとは思いますが),節目として,これまで関わってくださった方々に感謝していきたいと思います。


乗馬を始めるきっかけを与えてくださった知り合いの女性の方,ここまで教え導いてくださったインストラクターの方々,いつも感じよく接してくださるクラブの人たち,ブログやツイッターで応援してくださる大勢の方々,競技用のウェアやグローブやタイなどをお譲りくださった方,温かく見守ってくれている家族,審査をしてくださる先生方,乗せてくれるお馬さんたちと,そのお馬さんたちを世話してくださっている方々に,万感の思いを込めて。ありがとうございました。


   2019年7月 小夏

カット


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黒馬くんと赤いリボン(クロスバージャンプ)

2019年2月24日(日) 天気 晴れ

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ジムカーナが終わり,表彰台を降りると,間髪入れずに「クロスバージャンプに出場する選手は集まってください」とアナウンスが流れた。
続けて競技に出るのって,結構忙しい。

馬場の前に到着すると,すでに黒馬くんが待機していて,スタッフに「乗ってください」と急かされる。
馬に乗って馬場を見ると,経路を走行している人馬が見えた。

あれれ? 試合がもう始まっている。
皆もう下見したの? してないよね? だってついさっきジムカーナ終わったばっかりだもんね?

スタッフ 「次,出番ですからね。大丈夫ですか?」

えええ うそでしょ?Σ(´д`;) さっきチラッと経路表見ただけだよわたし。

小夏 「経路,まだちゃんと覚えてないかも……!(=゚ω゚=;)」

スタッフ 「じゃあここから前の人がやってるの見て覚えてください」

小夏 「は,はいΣ(゚д゚;)」


下見ないじゃん!(=゚ω゚=;)


マジか。
ていうか,さ

わたし今日この馬で一度も障害跳んでないばかりか,駈歩すらしてないよ?

さっきジムカーナでちょろっと動かしただけ。
実質練習時間,ゼロ。

しかも今日わたしが乗っているのは,いつもの慣れたチビ馬じゃない。
先週あきれるほど落馬未遂を繰り返した黒馬くんだ。

え,なに,これ。
どういうこと?
アドリブ力でも試されてるの?(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

そうこうしているうちに出番。
あっという間に馬場へ。

審判員に敬礼して,ベルが鳴って,指導員さんの指示でぐるっと回って駈歩を出す。

スタートを切って,タイム計測開始。

一つ目の障害に向かって,ジャンプ。
大きく回って,二つ目の障害ジャンプ。
続けて三つ目の障害もジャンプ。

いつも練習しているのとまったく同じ。
速度が遅めなことには気づいていて,もう少し加速したかったのだけれど,速歩にならないように駈歩を維持するだけで精一杯。焦って何回か鞭を使う(ごめんよ黒馬くん……)。

大回りして四つ目の障害ジャンプ。
二番目の障害に今度は逆側から入り,五つ目の障害ジャンプ。

8の字を描くように斜めに馬場に入り,六つ目の障害ジャンプ。
ちなみにこの六つ目の障害の近くに似た角度の障害(このクロスバーの試合では使わない)が設置されており,一瞬「どっち!?(゚∀゚;)」と思ったものの,幸い障害の下の角に「6」と書かれた番号札が置いてあったので,間違わずに済んだ。

このあたりから,なんかもうこの状況が面白くなってきて,笑いながら馬を走らせていた。
後で撮影された写真を見たら,「自分こんなにニヤニヤしながら馬乗ってたのか」と愕然とするほど真剣みのない表情で写っていた。

そして最後は直線。
七つ目の障害と,続いて最終障害,八つ目の障害をジャンプ。

どうにかこうにか試合は終了。

できがよくなかったことは知っている。
ああ,もうちょっとスムーズに走らせて,もうちょっときれいに跳びたかったと思った。
馬場にいた指導員さんも「あーあ(^∀^;)」みたいな顔をして笑っていた。


ただね,駈歩がったがた で,踏み切りぐっだぐだ だったんだけど,

なんか馬がいい具合に跳んでくれたんで,障害物の落下も拒止もなく,
加えて,
たまたま基準タイムに近かった がために,

2位入賞となりました。
う,運だけはいいんだ,わたし!(*´∇`*;)

ちなみに3位の選手も減点ゼロで,タイムはわたしよりも速かったので,スピード勝負ならわたしは3位になっていました。

運だよ……自分の実力だって気が全然しないもん。
あるいは,このお馬さんが勝手にやってくれたような気がしてならない。
でも,まあ,クロスの高さが練習のときよりも低かったので,落馬や落馬未遂がなかったことだけはよかったと思うし,自分を褒めてあげたいよ。

指導員さんは 「あとちょっと速ければ1位だったんだけどなー」と惜しがってくださった。

うん,わたしも,走らせながら,あとちょっと速度上げたい気持ちはあった。
まだまだ修行が足りないね(´∀`;)


というわけで,また懲りずに表彰台に上がる(笑)。

競技を終えた黒馬くんにブラシをかけて馬着を着せて,裏掘りして馬房に戻そうとしたところで,指導員さんから「表彰式行って来て!」と声をかけられ,またダッシュで表彰台に向かう。

今度は2位なので,赤いリボン。

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「青(1位)」「赤(2位)」「黄(3位)」と3色コンプリートしたよ!(☆゚∀゚)

ちょっと嬉しいぞこれ(●´ω`●)♪

オーナーに「すごいですね! 初めてなのに」と褒められ,照れくささでいっぱいになる。
いやぁ,まあ,馬が,ちょっと,ね(´∀`;) やってくれたっていうか……ね。

表彰式の後に,馬房に戻された黒馬くんに会いに行く。
「ありがとね」と声をかけて,お礼のりんごをあげる。
黒馬くんはペロリとそのりんごを食べてしまった。

それにしても,黒い艶毛と赤い光沢のあるリボンって似合うなぁ。
きみと出場した競技でこのリボンがもらえてよかったよ(*´∀`*)
今日は1日ありがとう。


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子どもたちと黄色いリボン(ジムカーナ)

2019年2月24日(日) 天気 晴れ

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晴れて寒さもやわらいだ本日,クラブ内競技会開催ですヾ(=^▽^=)ノ

全部の種目を,「とりあえず1回やってみよう♪」という意気込みで参加してきました。
何でも経験が大事さ! たぶん!

というわけで,本日の参加種目は障害を跳ばないジムカーナと,一番低い障害飛越であるクロスバージャンプの2種目。ジャンピングの試合は今回が初めてなので,どうなることやら見当もつかない。

うん,でも,やったことがないことをやってみるって,大事だよね!
わくわくするよ!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)♪


クラブに到着し,出番表を確認して,そこで今日の相棒が先週のレッスンで落馬未遂しまくりだった黒馬くんだと知り,動揺する(((( ;゚д゚)))あわわわ どうするの,今日は落ちていられないよ?

このときの感覚って,不安や恐怖ともちょっと違う。
本気でこの黒馬くんと出場するのが嫌なら,指導員さんにそう言って違う馬に替えてもらうこともできるのだけれど,何となく,それはしたくないような気がした。
「大丈夫かな(´・ω・`)」って,心細い気持ちはあるのだけれど,何というか,「来たものをそのまま受け入れたい」 感覚を持ったのだ。

どんなものがやって来ても,すべて平常心で受け止めて,淡々とやるべきことをやっていくって,理想の姿だなって。
「この馬ヤダ,あの馬がいい(>_<)」とか,駄々をこねずにさ。
そうできたらカッコいい。


さて,最初に行われるのはジムカーナ競技。
6個の横木(と,一箇所通路?みたくなっている所)を速歩で通過していく競技だ。

事前に「歩様は何でもいい」とか「駈歩したらペナルティだ」とか「基準タイムがある」とか,色々情報が錯綜していて,正直なところルールをきちんと理解しないまま競技に挑んでしまった。
(※実際には走行タイムで競う競技で,駈歩はしてもいいけど横木を駈歩で通過したらペナルティというルールでした)

出場者はたくさんいたのだけれど,わたし以外は全員子どもだった。
それも小学校低学年以下(と思われる)小さな子どもたち。

子どもらに囲まれながら思った。

これ,もしかして,わたしが本気で勝ちを取りに行ったら,ものすごい大人げなくない?(=゚ω゚=;)

いや,でも……ここで手を抜いても「ジュニアなめてるのか」ってなるよね?


一瞬迷いましたが,何も考えずに「普通に」やることにしました。(´∀`;)
大丈夫! 小さな子どもだって,上手い子は上手い!


開始前の練習でね,先生が小さな子どもたち引き連れて,経路回るのよ。
わたしも一緒に回ったのだけれど,なんだか,ひよこの群れと歩いているみたいな気分になりました(笑)。
ピヨピヨピヨピヨしてて可愛いのね(´∀`*)
ちょうどわたしの胸の高さに頭がくるので,撫でやすくて撫でたい衝動にかられたのだけれど,怖がられても困るので我慢することにした(´- `*)笑

小さい子どもの可愛さって,動物の可愛さに通じるものがあるので,動物好きな人はたぶん子どもも好きだと思うよ。
世話は毎日しなきゃならないし,思うようにならなくて手を焼いたりもするけれど,それでも可愛いと思えて,大事にしたいと思う気持ちが持てるなら,動物も子どもも,まあ何とか育てられるんじゃないかな。


わたしが乗るお馬さんは,他にも乗る子どもたちがいるので,その子たちが試合前に馬場で順番に乗って練習していた。わたしの練習は一番最後。
ようやくお馬がわたしのところへ回ってきて,乗ったところで,試合開始のアナウンス。
一番目の出場者が走行を始める。


あの……わたし,練習してない……(´∀`;)笑


なんだろう……わたしの練習時間って最初から取られてなかったのかな。
スタッフは誰も疑問を抱いていないようだ。
これはわたしが大人であるが故のハンデなのか?

まあいいや。
とにかくやろう。

経路は横木通過などが少しあるだけで難しくはないし,全行程軽速歩でいいそうなので,まあ,普通にやろう,と,落ち着いて挑む。

普通に,普通に。
お馬さんは動くし,行きたい場所にも行ける。
それだけでいい。

思えば,乗馬を始めたばかりの頃は,この「普通に」ができなかった。
この黒馬くんも,ぼこぼこ蹴っても,ちっとも動かなかった。
頑張って速歩にしても,すぐに動きを止めてしまって,途方に暮れたりしていた。

これができるようになっただけ,上達したよね?


競技を終えて馬場を出ると,先に競技を終えた男の子がやってきて「基準タイムだったら(小夏さんが)1位だったのにー」と教えてくれた。後で確認すると,確かに出場者の中で一番基準タイム(45秒)に近いのは自分だったのだけれど,残念ながらこの競技は走行タイム順で順位が決まる競技で,もうすでにわたしより速いタイムの人馬がいた。


【今日の教訓】
競技のルールは事前にきちんと確認しよう!



そして男の子は「はい,どうぞ♪」と馬のおやつをわたしにくれた。
お礼を言って黒馬くんにおやつをあげる。
なんていい子なんだ(*´∇`*)

その後も競技は長く続いた。
経験の浅い子どもたちは,先生に馬を引いてもらってコースを走るという,本当に「発表会」みたいな競技だったので(親たちが喜んで写真や動画を撮りながら見守っている),競技内容の割には時間がかかるのだ。

出場者が多い上に,一人当たりの時間が結構かかっているので,これは終了までしばらくかかりそうだと思い,馬を次の子に渡した後は洗い場や通路のボロ拾いなんかをしてウロウロしていた。油断していたら,いつの間にか競技が終了していて,しかも3位に入賞していたので(子どもを差し置いてすみません),表彰式のためにわたしが探されていて,慌てて表彰台まで走って行った。

前回の大会に引き続き,表彰台に上る。
今度は3位。黄色いリボンを授与される。

ジムカーナの思い出は,ひよこみたいな大勢の子どもたちのイメージと共に記憶に残ることになりました。(●´ω`●)

【クロスバージャンプに続く】

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曇り空とブルーリボン(馬場3級試験)

2018年12月23日(日) 天気 くもり のち 雨

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全国乗馬倶楽部振興協会 技能認定審査「馬場3級」 受験してきました。
試験は,クラブが開催する競技会を兼ねて行われます。


出場が朝一番のため,仕事の日よりも早起きして,寒い中車を走らせる。

あっさりやってきた試験当日。
変に緊張したりすることもなく,心は静かだった。


前回のレッスンまでは,毎日昼休みと帰宅後にテキストを読んでブログにまとめて,上手い人の動画を見て頭に焼き付けて,柔軟体操して,自分が3級経路を通っているイメージを思い描いて……とガツガツやっていたのだけれど,この一週間は,正直,ほぼ何もしていない。


違うんだよ……。
乗馬って,何と言うか,そういうんじゃないような気がするんだよ。
「ガツガツ自分を追い込めば結果が出る」とか,そういうスポーツじゃないような気がするのだ。


というわけで,最後の一週間は,追い込みの勉強や動画を見たりすることもなく,ひたすら心身のコンディションを整えることに専念していた。


やっぱり自分が良い状態でいることが一番いいよね(*´ω`*)♪


会場に到着すると,想像以上に多くの人で混み合っていて,びっくりした。
クラブ内競技会みたいな気分で来たけれど,後半には日馬連の公認競技もあるのだ。

今までこういう競技会って,観客席から見ているばかりだったけれど,今日はわたしも参加するのかぁ。(*´∇`*)


……あれ? もしかして,今日がわたしの競技会デビュー?Σ(・ω・ )


会場に到着してから気づく鈍い女,小夏。


さあ頑張ろうね栗毛くん♪
スタッフや学生が忙しく動き回る中,厩舎に馬を迎えに行くと,栗毛くんの馬房が空になっていた。馬房の前で困惑していると,スタッフから声をかけらた。

「小夏さん,アパルーサでエントリーされてます! 出してきてください!」


Σ(゚д゚;))))え!!!???


え……え,だって先週,栗毛くんだって話聞いて……え?

(※ 小夏は使う馬を特に指定せず指導員さんにお任せにしていた為にこのような事態が発生しています。)

慌てて壁に張り出された紙を確認しに行くと,確かにわたしの相方はアパルーサちゃんになっている。


えええええ……(=゚ω゚=;)


若干混乱しながらも,アパルーサちゃんをひっぱり出してきて馬装を開始する。
お馬のほうはいつも通り落ち着いていた。

なんか,そういうことになったらしいわ。急だけどよろしくね(´∀`;)
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馬 「いよいよ……だな」(決戦の日)

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馬 「おれについてこられるか?」

これも運命! 頑張るよ!

朝一番の出場なので,すぐにインドアで軽くフラットワーク。
他にも練習で使う人馬がいるため,馬場をいっぱいに使って経路練習したりはしない。
10~15分くらいだけれど,一応インストラクターさんがついてくれる(ありがたい!)。
わたしは駈歩の巻き乗りや半巻きの復習をしたほうがいいのではと思ったけれど,やったのはほぼ「常歩」と「軽速歩」と「速歩」。最後の頃に駈歩の輪乗り。

「当日はあんまり練習している時間ないですよ」と,いつもの指導員さんに聞いていたけれど,もう本当に準備運動程度。馬も先週の馬とは違うし,「ぶっつけ本番感」がすごい。

インストラクターさんが様子見のために外に行った隙に(「常歩しててください」と言われていた)「速歩から停止」と「駈歩での巻き乗り」の練習を勝手に行っていたら,戻ってきて見つかった際に注意を受けた。

インストラクターさん 「あんまり動かし過ぎると本番に使えなくなっちゃいますよ!」

あ,そういうものなんだ……(=゚ω゚=;)

インストラクターさん 「不安なのはわかりますけど,温存しないと(´・ω・`)」

そっか。馬って生き物だものね(; -д-)ノ 反省。


会場は競技会特有のざわめきに満ちていて,人々の声や作業の音のほかにアナウンスが入る。
流れている音楽はクリスマスソングのような気がするけれど,もはやBGMに聞き入っている余裕はない。
「選手の皆さんは準備してください」みたいな放送が流れ,インドアを出てドレッサージュ馬場へ向かう。
このとき初めて「ああ,わたしって選手なんだ」と自覚した。

そう,いつの間にやら「観客」から「選手」へと変化していたのだ。

わたしの出番は馬場馬術競技の最後だった。
別のクラブなどからやってきた人馬が先に演技を行う。
審判員も外部からやってきた人なので面識はなく,失敗したら「いつもはできてるからよしとしようか」みたいな採点はしてもらえないのだと悟る。

雲っていて寒い日だった。
雨か雪が降り出しそう。
終わるまでもってくれるといいなぁと,鞍上から空を見上げる。

出番までドレッサージュ馬場の前の少し広くなっている場所で待機となったのだけれど,馬に乗った状態のまま直立不動ではいられず,馬が飽きているのを感じとって,うろうろと馬場の周囲を動き回ることにした。

時間あるし,散歩でもしようか(´- `*)♪

馬場前のスペースは次の出場者が準備のために使うので,もっと出番が後の人馬は隅の方にいるしかないのだ。

馬場の周囲を馬で散歩していたら,審判員の背後にまで回ってしまいスタッフに注意を受ける。


スタッフ 「こっち来ちゃダメです!(゚д゚;) 向こうで待っててください!」


すみませんでした(´∀`;)


馬場前スペースへ戻り,隅で待機。
出番まで大人しくしていよう。

ところが,アパルーサちゃんは足元の冬でも青さを保っている草を発見し,食べようと試み始めた。
何度も首を下げるので,その度に「ダメだよ!(´д`;)」と手綱を引いていたのだけれど,食事を邪魔され続けたアパルーサちゃんはイライラしてきて,頭を振って動き回り始めた。わたしはその動きを止めようと必死になる。


大事な試合の最中なのに,隅のほうで無言でケンカしている人馬が一組。


しまいには,アパルーサちゃんは遊歩道のほうにまで出てしまい,焦ったスタッフ数名が集まってきて「戻って戻って!」と指示を受ける。


スタッフ 「草食べさせててもいいですから,ここにいてください(´・ω・`;)」

小夏 「はい……(TдT)」


試合直前に,まさかのもぐもぐタイム。


ひいぃ……白い口が緑色になっちゃってるし!(´д`;)

そこへいつもの指導員さんがやってきて,ようやくわたしの準備運動開始の時間。
「ほら仕事だよ!」と顔を上げさせると,もぐもぐしている口の端から長い草が飛び出ていた。焦って手を伸ばし,その草を取り除く。
ちょっとわたし試験なんだよこれ(泣)。写真だって撮られるんだから,頼むよ。

そして本日2度目の準備運動。
今回は直前なので5分程度しか動かせない。

軽速歩で輪乗り(左右両方の手前で)。
駈歩で輪乗り(左右両方の手前で)。

あんなにワガママ許してしまった後で大丈夫なのかと思ったけれど,アパルーサちゃんは元気に動いてくれた。草を食べて満足したのかね?(´∀` ;)

結局,わたしは他の出場者の演技をほとんど見ないまま自分の出番となった。

どう合図を受けたのか覚えていないのだけれど,開始だということがわかったので,練習通り速歩で巻き乗りをして中央線から馬場にイン。X地点で停止,そして敬礼。
アパルーサちゃんは速歩から停止がきれいにできないのが悩みだったのだけれど,このときは何故かピタッと止まってくれた。

敬礼から顔を上げると審判員と目があった。

小夏 「……」

あれ? 敬礼したら「確認したよ」って意味でベルが鳴るとか聞いてたけど,鳴らす気配がないぞ?
え? 発進していいの? するよ?

いつまでも停止していられないので,速歩発進。


この後の流れはね,もう,一言で言えば,
一瞬で過ぎ去った」。



何かを考えてはいなかった。現象は眺めていて,何かを感じたりもしているのだけれど,少なくとも,言語で思考してはいなかった。
ものすごい速さですべての運動が過ぎていって,気づいたら終了していた。
演技終了後に拍手が来て,我に返った感じ。

それでもまあ,記憶にある限りで振り返ってみる。
速歩で蹄跡に入り,軽速歩で歩度を伸ばしながら斜めに手前変換。
2回目の斜めの部分で歩度が伸びきらなかった模様(頑張ったんだけどなぁ)。
地上横木通過は問題なし。
C地点からの駈歩発進。ちょっと手前で発進してしまった。これは自分で気づいた。
駈歩での巻き乗りと半巻きは,予想に反して失速することもなく,どちらの手前でもきれいにできたようで,合格点ゲット。
ただ,右手前の駈歩発進はよかったのに,左手前の駈歩の発進はいまいちで,6点もらえず。
最後の駈歩から速歩への移行。これも心配していたし練習では上手くいかなかったのに,何故かスッと速歩になってくれた。
中央線に入り,停止(これもピタッと止まった!),敬礼。

細かい点は色々あるけれど,大きなミスはしなかったので,敬礼後に手綱を伸ばしてお馬さんを愛撫。
わーい♪ 実力は出し切った感じがするよ(*´∇`*)♪
(安心したのか脱力して,後で「審査は終わっても馬場出るまでは緊張感保ってなさい」と指導員さんに注意された。)

馬場を出ると待機していた指導員さんが寄ってきて「今までで一番よかったよ」と笑ってくれた。
お世話になった人が喜んでくれるのは嬉しいな(●´ω`●)

馬から降り,手入れをして(アパルーサちゃんはこの後障害の試合でも使われるため,鞍と頭絡だけ外して馬着を着せ,馬房には戻さなかった),お礼のりんごをあげる。

ついでに厩舎に行き,今年1年お世話になった馬たちにりんごを1個ずつ配り歩いた。
やんちゃなチビ馬くんとか,黒馬くんとか,きみたちにも色々お世話になったね。
ありがとうの気持ちを込めて,クリスマスプレゼント(o^∇^o)ノ☆

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この後クラブハウスで筆記の試験を受けて(アホなので1問間違えた),汗をかいていたので着替えて,結果が出るまで障害馬術の試合観戦。

うぅ~寒い!(>_<)

お昼の時点で,馬場3級の試験にはぎりぎり合格していることが判明した。
採点表のコピーをもらったので,クラブハウスでお昼を食べながら眺めていたのだけれど,ほんとにぎりぎりな点数で,今までで一番良い演技でこの点数って,今日じゃなきゃ受かってなかったんじゃないの……?(´д`;) なんて青ざめた。

わたし本当に大丈夫なのかなぁと,あまりにも自分の合格を疑っていたので,受付の人に「本当にダメなら落とされるので,自信持っていいですよ」と励まされる。

そうだよね,疑ったら審査員にも失礼だよね。
うん。受かったんだよ。大丈夫だよ。

その後クラブハウスでまったりしていると(外で試合は続いている),今日の競技会の結果の中間報告がアナウンスされ始めた。その放送で馬場馬術の部で自分とアパルーサが1位になっていることを知り,びっくり。慌てて壁に張り出された結果を確認しに行く。

あわわΣ(=゚ω゚=;) 1位になっちゃったよ! 
4人馬しか出場してなかったけど,最初の大会で優勝っていいのかな。
とりあえず表彰式あるから最後までいなきゃ。

この後の時間は,なんだかやけに長く感じたなぁ。
暇なので外に出て試合を見ているのだけれど,寒さで頭痛がしてきてクラブハウスに引っ込み,温まったところでまた外に出て……というのを繰り返していた。
途中から雨も降り出し,冷たく馬場を濡らしていく。

うぅ……ブルーリボン……ブルーリボンをもらうまでは帰らずにここにいるんだぁ(>_<;)!


【参考】
馬術大会入賞の際にもらえるリボンの色

優勝 青(ブルーリボン)
2位 赤
3位 黄色
4位 白
5位 ピンク
6位 緑



結局,全体の試合は予定を大幅に超過した時間で終了。
雲っていたこともあり,辺りはすでに暗かった。


そして表彰式。


本当に,わたし,表彰台の一番高い所に立っちゃったのよ。
青いリボン貰っちゃったのよ。
記念撮影して,マイク握ってコメントなんてしちゃったのよ。


内容はそんなたいしたものではないのかもしれないけれど,このリボンは,お馬さんと先生たちがくださったのだ。それがありがたくて,素直に嬉しかった。
2018年,最後の最後に,こんな出来事があるなんて嬉しいな。

雨が降る中,指導員さんにお礼を言い,帰路に着く。
ありがとうございます。わたし一人ではここまで来られなかった。
アパルーサちゃんは,今頃馬房で休んでいるのかな。


指導員さんや先輩の会員さんから,「次はぜひ障害で!」とお話をいただいたので,いつか障害でも試合に出られるようになるといいな。

ずっと曇っていたけれど,最高に面白い1日でした。


いつも応援ありがとうございます♪

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たまにはこんな休日も

2018年3月18日(日) 天気 晴れ
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前日は遠方に住む従妹の結婚式。
桜の開花宣言の日に挙式。
新郎も新婦も入場してくる前から何故か泣けてきて,ああ,なんかもう,こういうの感動するなぁと,式の間中幾度も涙ぐむ。
なんで泣けるんだろう。卒業式とか,そういうのみたいに,人生の節目だからかな。

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

さて,先週末は休日出勤で,昨日は前述のとおり別の用事があったので,ようやく休みらしい休みがやってきた今日。
いつもの乗馬クラブでは馬術競技会が行われているため,レッスンはお休み。

遅く起きて,さあ,どうしようかなと考える。
春らしく,穏やかに明るい,晴れた日だった。

とりあず気になっていたことを片付けてしまおうと,古くなったタオルや靴下や下着類を処分する。
春物のスーツも買いに行きたい。
冬物のコートやスカートもクリーニングに出しに行かないと。

色々やることを考えながら,車を走らせ,馬術の試合を見に行く。
レッスンはできないけど,ちょっと馬の姿だけ見ていこう。(^∀^)

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

昼過ぎに到着したので,すでに障害の高さは120㎝を越えた上級者の試合に突入していた。
いつものとおりコースが作られ,正装した人馬が待機している。
下見のために選手たちが馬場を歩いていた。

【気づいたことなど】


「下見」って,本当に自分の足の歩幅で距離みて何か考えてるのかな。今のわたしにはその感覚が全然わからんよ(´・ω・`)。今やれって言われたら,たぶん,飛ぶ障害の順番だけ確認して,あとは,「ここ距離長いなー」「こことここの間は短いなー」くらいしか,思えない……。(≡ω≡;)


試合を見ていたら,この前乗ったおじいちゃん馬のようにバーッと行ってしまう馬がいたのだけれど(見た感じ結構な割合でこういう馬が出場しているような気がする),さすがに上級者は加速されて跳ばれたくらいでは落馬したりしない。いや,むしろ,確かにバランスさえ取れていれば,パッと跳んでくれる馬のほうがやりやすそうに見える……!(=゚ω゚=;)


障害前で騎手が身体を後ろに倒したり,馬が顔を上げてちょっと嫌がるように首軽く振ったりする動作,以前は「何だろうあれ?」と思っていたのが,今やっと,「あ,これ減速してるんだ」とわかるようになった。(手綱引いたときに馬の顔が上がるみたい。)
わかる,わかるよ……! わたしも減速しようとして,やってみたことあるもの!


跳ぶ瞬間に人間の体勢がどうなっているのか見ようと,目で追い続けていたのだけれど,上手な人って無駄な動きがないから本当に動きが小さくて,ちょこっと動いただけで楽に跳んでいるように見える。

はあぁ~……(;´Д`)これが,できれば……苦労はないのに……。


余談だけれど,試合中,どこかのコーチの口出しが激しくて(怒声に近い),観客のわたしがビクビクしていました。レッスンじゃなくて試合なんだから,もう,いいじゃん……(´;ω;`)。失敗したって騎手の責任だよ・゚・(ノД`;)・゚・(←自分が怒られたわけでもないのにちょっと泣きそう)


*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

競技会は最後まで観戦せずに抜け出して,次の用事へ向かう。
あとでツイッターなどを見ていて知ったのだけれど,今週末は色々なところで馬術の試合が行われていた模様。
これから陽気のいい季節だし,馬術界はここからが本格始動なのかな。

今日は馬には乗らなかったけれど,たまにはこんな休日も,なかなか良いものです。(●´ω`●)


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馬術の試合を見に行く

2017年12月10日(日) 天気 晴れ

馬術の試合を見に行ってきました♪ 今年3回目です(*´∇`*)
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「ホースショー」「競技会」「大会」「試合」……色々な名称が使われますが,内容はほぼ同じのようです。要は,馬術の腕を競う場ですね (=゚ω゚)人(゚ω゚=)☆

友人3人を連れて見学に行ったのですが,どうも皆途中で飽きてしまったようで(;´Д`),お昼にレストランに行ったついでにカラオケに送り届け,午後は一人で観戦していました。

馬術って,見るにしてもやるにしても興味のある人口が少なくて,何だかわたしは単独行動になりがちですよ……(ノд・。) グスン


というわけで,午後は一人でひたすら観戦!(*^・ェ・)ノ
障害飛越の競技が行われていました。

何か少しでも得られるものがあればと思い,寒い中途切れそうになる集中力をフル稼働して,競技の合間の馬場整備やコース作りまで見続けていました。


【見ていて気付いたこと&気になったこと】

・馬場を平らにならすための農業用の牽引車みたいな機械は何て名前なんだろう? (ちょっと運転してみたいとか思いました・笑)

・障害の両サイドには赤と白の小さい旗が差してあるのだけれど,コースに寄っては左右入れ替えられていました。入れ替えられると逆から跳んでくるので,たぶん,赤が右で白が左の目印なんだと思います。

・競技前に行われるコースの下見。談笑しながら散歩でもするようにコースを進む選手たちに余裕を感じました(ふざけているわけではなく彼らはとても上手でした。下見のときって,どういうことを考えているのでしょう?)。

・競技前には審査員(?)に向かって敬礼。カッコいい!(☆゚∀゚)

・ベル(ブザー?)が鳴ってからスタートまで40秒くらい猶予があるみたい(モニターに秒数が表示されていました)。

・スタートとゴールにはセンサーが設置されているようで,そこを通るとタイムのカウントが始まったり止まったりしていました。

・踏み切りの位置を間違うと,馬の動きが一瞬詰まって上に立ち上がる感じになって跳ぶので,見ていて恐かったです(ナポレオンのポーズとかできそうな感じなんだもん)。

・お馬さんの肢に障害が引っ掛かるのは,ジャンプで描く弧の最後に障害がかかってしまうから? 最初に前肢に引っ掛かることもある?(速いし遠いのでわからない時がある)

・スピード感を持ってスムーズに障害飛越をしている選手に羨望のまなざし(*゚∀゚).。゚+.
これだけできたら楽しいだろうな~(*´ェ`*)イイナー

・2反抗で失権と聞いていましたが,今日は3反抗で失権でした。どうもローカルルールらしいです。

・落馬による救急車出動を初めて目の当たりにしました。騎手の無事を祈るばかりです。

・障害前で騎乗馬が急旋回しても,そう簡単には落ちない騎手に驚愕。

・スピードを保ったまま小回りするのってやっぱり大変なんだなーと思いました。(たいてい膨らむ。)

・すごい上手な中学生や高校生が出場していて,見ていて「頼もしいなー」と感嘆のため息。

・これはもしかしたら,ただの観客でいるよりもスタッフとして参加してたほうが楽しいかもしれないと,ちょっと思いました。

・競技を実況中継するオーナーのトークが面白すぎて,わたしが選手だったら競技中に笑いが込み上げてきてひどいことになるんじゃないかと思いました。皆……メンタル強い(笑)。

・乗ったことのあるお馬さんが出場していると妙に嬉しくなりました(●´ω`●)♪

・乗馬クラブでよく見かけるけれど名前を知らなかった人々の顔と名前が一致しました。

などなどなど……

【要約】
見ごたえがあって面白かったです .。゚+.(・∀・)゚+.゚



数時間集中力が持続しているわけでもなく,ぼーっと眺めているだけの時もあったのですが,

馬って,跳ぶ時こんな感じなんだ……人間はこんな動きしてるんだ……。

というのを浴びるほど見られたので,割と幸せな時間でした。


お馬さんは,やっぱり綺麗に跳ぶときはすごく無理のない感じで跳んでいる。

上手な人って本当に上手なので,これ,全力で目に焼き付けたら,この動きを自分の身体で再現できる能力が備わっていればいいのに.。゚+.(。・ω・)゚+.゚ と切実に思いました。

皆,すいすい軽く跳んでいるように見えるので,うっかり 「こんな感じでやったらわたしもできるんじゃない!? .。゚+.(・∀・)゚+.゚」 なんて思ってしまうのですが,実際にやってみようとすると,また勝手が違うんだろうなと思います。

自分が実際に障害を跳んでみて,何も考えず,練習もせずにこんな風にはならないのだと知っているので,ひたすら「すごいなー」と思って見ていました。
また見に行きたいです(^∀^)ノ♪
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写真加工してみたら,ちょっとカッコいい感じになりました(●´ω`●)♪


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ホースショーを見に行く

2017年6月11日(日) 天気 晴れ

那須グランドホースショーを見に行きました♪
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もう暑いので選手も上衣は着ていません。
個人的にかっちりした乗馬服大好きなんですが,半袖もワイルドな感じでカッコ良いです。


「ホースショー」という名称ですが,障害馬術の競技会です。
3日間に渡って開催されていたようで,この日は最終日でした。

※馬術界についてあまりにも無知なので,たいしたコメントもできないのですが,まだ30鞍も乗っていない素人が見た感想として読んでいただければ幸いです。
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朝から晴れていて,湿度も高くないので爽やかな乗馬日和(´∀`*)

今回は大障害 SA 160㎝ の障害飛越競技が行われるということで,わくわくしながら友人と共に会場に到着。

160㎝と言ったらあれですよ! わたしの身長より高いんですよ!(小夏の身長は155㎝)
そんな高さを人馬合わせて500㎏超えの体重が跳んでいくなんて,なかなか見られるものではないですよ.。゚+.(・∀・)゚+.゚

さすがに観客が大勢いたので,いつもの駐車場には車を止められず,近くの小学校に車を止めてシャトルバスで会場まで送ってもらいました。
出店の数も多く,競技馬移送のための大型車が何台も来ていて,本当に賑やかで楽しかったです(o^∇^o)ノお祭りみたい。

最終日の午後に見に行ったので,ものすごいレベル高い人馬が出場していました。
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もはや「跳ぶ」と言うより「飛ぶ」と言ったほうがいいような選手たちの姿。
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上手な人々は軽々と障害を跳びこえていくので,見ているとなんだか簡単なことのように思えてくるんですよね。実際にはえらい高度なことをしているわけですが(´∀`;)

2ヶ月前にも競技会を見学に来たのですが,今回は2ヶ月前とはまた違った感じに競技を見ることができました。

最初はただ珍しくて,迫力に圧倒されながら見ていたのですが,2ヶ月経った今は歩度の伸縮を練習しているので,「あ,今速度落とした!」とか「加速した!」とか,色々思いながら見ていました。

あんなに自在に速度を調節できるなんてすごいですね。.。゚+.(・∀・)゚+.゚

障害を跳ぶには踏切が近すぎても遠すぎてもダメなようで(わたしにとって未知の世界),周囲の観客たちが「近い近い!」とか騒いでいるのを聞きながら見ていました。

そして,競技の前に必ず行われる「下見」。
出場選手が皆でぞろぞろと大股で行進しているように見えるので,面白いなー(^∀^)と思って見ていたのですが,よく考えたら,あれ,歩幅で大体の距離測ってたんですね……?(´∀`;)
あと経路の確認。

「このくらいの距離ならこのくらいの速度のこのくらいの歩幅で何歩でいこう!」とか考えるのでしょうか……まったくの想像ですが。

何ヶ月後かにまた競技会を見に行ったら,また違った視点で見ることができるのかもしれません。
自分の変化が楽しみでもあります(。・ω・)ノ♪


観客に向かって並ぶ上位入賞者たち。馬術界では有名なそうそうたるメンバー。
(余談ですが彼らはとてもチャーミングで面白いです。笑)
DSC_0128
出番表が品切れで入手できなかったのが残念ですが,オリンピック出場経験者やJRAの方が何人も出てくる豪華なホースショーでした。.。゚+.(●´ω`●)゚+.゚


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乗馬大会を見に行く

2017年4月22日 天気 晴れのち曇り時々雨

 お世話になっている乗馬クラブで乗馬大会がありました。
DSC_2524
 会場の花が美しい季節です♪

天気もよく,気候もよく,絶好の乗馬日和でした(後半ちょっと雨がパラついたけど)。
障害飛越競技の大会を見たのは初めてです。

競技中の馬場を撮っているので人がいないように見えますが,実際には周囲に観客や選手がいて,出店が出たりとちょっとしたお祭りのような感じです。
わいわいしていて楽しい(●´ω`●)♪

見学は誰でも自由にできるそうなので(乗馬にお金はかかっても競技会見るのはタダだよ(。・ω・)ノ゙笑),興味のある方は競技会の日に行って見てみるといいかもしれません。
上級者たちの馬の扱いに惚れぼれします。


DSC_2521
 広々した馬場を颯爽と駈け抜ける馬

ほとんど予備知識を持たずに行ったので,出番表や放送される言葉の意味がわからず,一緒に行った友人とネットで用語検索しながら見学を続ける。

「競技名」のところに「LB」とか「MC」とか書かれているのですが,これは障害物の高さを示しているのだそうです。


S-A大障害160cm
S-B150cm

M-A中障害140cm
M-B130cm
M-C120cm
M-D110cm

L-A小障害100cm
L-B90cm
L-C80cm


今日はプロ班もアマ班もいてLBからMA(つまり90㎝から140㎝)の障害飛越をやっていたようです。

人乗せた馬がそんな高さを飛び越えるなんて,本当にすごいなぁ。

ちなみに何回もあった「ジャンプオフ」は,障害馬術競技において同点の場合に行う1位決定戦のことだそうです。減点0で通過する人馬が多かったんですね。

出場者の単位が「人馬(じんば)」っていうのも初めて知りました。
「残り2人馬です」とか,そういう風に使われてました。


DSC_2503
 駈歩って本当に宙に浮いている時間があるんだ……! と思った写真

出番表を見ていて気付いたのですが,いつも教えてくれている指導員さんが出場していてびっくり!
 (乗れる人なんだから驚くこともないんだけど (´▽`;))
実は彼が馬に乗っている姿を見たのは初めてですよ!
いつもクラブにいる指導員さんの息子さんも出場していました。
オリンピック出場経験のあるオーナーと奥さんも。

なんだ,みんな……別世界レベルの人たちじゃないですか,今更だけど。
(´∀`;)))ブルブル

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 ただのターンすらカッコいい

DSC_2526
 軽々と障害を飛び越える選手たち

100㎝を超えると,間近に見ているとこっちが恐くなるくらい高いんですよ。
テレビとは違って本当に迫力がありました。

ショックだったのは,4鞍目にわたしが乗ったお馬さんが出場していて,わたしが全く動かせていなかったのに,今日は優雅に走り回り余裕で障害を飛び越えていたこと。

乗る人が乗れば,ちゃんと走るんだね……。
思い出すと情けなくてちょっと泣きそうになります。
(4鞍目だったので仕方ない)

とにもかくにも,なかなか面白い一日でした。
自宅からそんなに遠くなくて,もうずっと前からある場所なのに,そこにこんな世界が広がっているなんて知りませんでした。
また行きたいな(´∀`*)

 ↓夢のような姿ですね♪
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