馬々とりんごの日々

UMAUMA TO RINGO NO HIBI 初心者の乗馬日記です。 記録のために書いています。 これから乗馬を始められる方の参考になれば幸いです。

競技会

White Autumn(60㎝ジャンプ)

2020年10月4日(日) 天気 くもり
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馬術競技会2日目ですヾ(=^▽^=)ノ
初めて60㎝のジャンプ競技に出場しました。

60㎝のジャンプの競技は,これまでずーっと出場を見送り続けていた競技です。
練習では何度も何度も60㎝のコースは走行していたけれど,なにしろチキンなので,

「まだ経験値足りないかな」
「外の広いコースあんまり走ったことないし」
「大事故が起こるかも」

と,ビクビクビクビクして「今回はいいや……」となっていました。

今年に入ってから,なんとなく「できるかも」という予感はしていたものの,今一歩踏ん切りがつかなかったんですよね。

以前,テレビで盲目の少女が水泳の跳び込みに挑戦するドキュメンタリー番組を見たことがあるのですが,少女は何度も跳び込もうとするもののできなくて,泣きながら自分の足を叩いて「何で動かないんだこの足!」と叫んでいました。水面も見えないので,跳び込んだ先が本当に水かどうかもわからない恐怖はすごいだろうなと,見ていて思ったものです。最終的に彼女は跳び込みに成功したのですが(すごい!),まあ,初めてのことに挑戦するって,目が見えていても,きっとこの感覚に近いのだと思います。

もうできる人や,傍から見ている人からすれば「大丈夫でしょ」「できるでしょ」「簡単でしょ」と思うようなことも,挑戦する本人からすれば 「跳び込んだ先がどうなっているのかわらかない」 。

なのでわたしは,どんなことであっても,何か新たなことに挑戦した人には敬意を表したいと思います。

なかには恐怖なんて微塵も感じずにあっさりと次のことに挑戦できる人もいるのかもしれませんが,わたしは怖がりで臆病なので,その一歩にどれだけの勇気とエネルギーが必要だったのかがわかるのです。


○●○●○●○●○○●○●○●○●○


前日に様子見としてクロスバージャンプの試合に出場した。
本当は初日から60㎝の試合に出てもよかったのだけれど,勇気が出ず,初日はクロスバージャンプにのみエントリー。

ちょ,調子がよかったら,明日,出ようかな……(´∀`;)

なんて,直前になっても二の足を踏んでいた。

それでも,クラブの方々から

「え,クロスバー? 60㎝に出場するんじゃないの?」
「もう60㎝出られるでしょ?」
「小夏さん調子いいから60㎝出るのかと思った」

というお声を散々いただいたのと,

わたしもよりもずっと幼くて乗り方もおぼつかない感じなのに果敢に60㎝の試合に挑戦している子どもの姿を見ていたら,「いつまでもチャレンジしようとしない自分」が恥ずかしくなってきたので,意を決して60㎝の障害飛越競技に出場することにした。

大丈夫。
できるような気がする。
どんなことになっても,ここからしか始まらない。

パートナーは,昨日の試合と同じ,黒馬くん。
昨日は動いてくれたからよかったけど,今日はどうかな。
黒馬くんはジャンプのときは引っ張ってしまうと跳んでくれないので,手綱を緩めに持って,跳ぶとき前に出すとスムーズにいける。3月に同じ馬場でクロスバーの試合に出たときはそうだった。

色々なことを考えながら車を走らせる。
60㎝の試合の開始時間に合わせているので,昨日よりも少し遅く家を出られるのが嬉しい。


クラブに到着。
開始の早い競技はすでに行われており,人や馬でごった返していた。
曇っていて,昨日よりも少し気温が低いような気がする。

黒馬くんは早朝の馬場の試合に出場していたらしく,たてがみが編まれた状態で,洗い場に繋がれていた。

よろしくね,よろしくね!
今日もよろしくね!(>_<)

ベタベタ触って挨拶をする。


経路表はもう貼り出されていたので,まずは下見をしようと,経路を頭に叩き込んで馬場に出た。
跳ぶ順番に障害をたどって歩いていく。
本当は,自分の歩幅を使って障害間の完歩を考えたほうがよかったのだろうけれど,今回はあえて無視することにした。余裕がないのだ(´∀`;) 自分が一度に覚えられることには限りがある。
まずは経路を間違わずに走行できるように!
あとは,完歩までは考えられなかったけれど,障害にまっすぐ入りやすいコースは一応考えた。
第1障害,第2障害,第3障害,第4障害……と回って,

小夏 「……」

第5障害,どこだっけ (´▽`;)?

立ち止まってしまった。
わたしのすぐ後ろで下見をしていた他のクラブから来た知らない女性に「第5障害どこでしたっけ」と訊ねて,思い出させてもらう。(ちなみに彼女は超ベテランのプロ選手であることが後に判明した。)

どうにか経路を覚えたので,洗い場の黒馬くんの元に戻る。
馬場の試合で乗っていたお姉さんが黒馬くんの傍にいて,「朝すごい重かったけど,運動はもう完了してるよ(^_^)」と教えてくれた。

そっか……じゃあ,大丈夫かな?(; ゚∀゚)
ゼッケンや鞍を持ってきて,再び馬装。
黒馬くんは眠そうな顔をしていた。

馬装を終えると気持ちが焦ってしまい,この後わたしの試合までは黒馬くんの出番はないので,指導員さんに「乗っていいですか」と聞いて許可をもらい,そのまま洗い場で騎乗して待機馬場に向かった。

待機馬場には他所のクラブや大学の馬術部などから来た人々がいて,余裕の表情で馬を乗りこなしていた。
「馬が動かないよ(>_<)」なんてやっている人が1人もいない恐ろしい場所なの。

わたしも練習に混ざろうと思い,馬場の周囲を歩かせたのだけれど……

お,重い……!Σ(´д`;)

もう信じられないくらい重かった。
昨日はわたしが乗ったらサクサク動いたのに! なんで!?(/TДT)/
速歩も脚で頑張ってどうにか出す感じで,しかも途中でやめようとしたりする。
どうにか継続させて障害に向かったものの,直前で止まってしまった(他の選手に見られているのでめちゃ恥ずかしい)。

え,え,え? なにこれ?Σ(=゚ω゚=;)

もっとガツガツ拍車や鞭を使って動かしてもよかったのかもしれないけれど,他所から参加している人の目を気にしてしまってできなかった。
他の人たちはごく軽い扶助で楽~に馬を動かしているので,どうにも気が引ける。

待って,待って! マズイこれ!(;´Д`)

絶望感を覚えながら,とにかく軽速歩をスムーズに行えるように頑張る。
待機馬場では色んな人馬が色んな動きをしているので,ぶつからないように気を使う。
黒馬くんは脚でガツガツ押しても,一向に速くならなかった。

どうしちゃったのよ黒馬くん!
昨日は走ってくれたじゃない!(´;ω;`)


先生が来たら……先生が来たらこの馬もちょっとは動いてくれるかも(>_<)!
救世主を待つような気持ちで指導員さんが来てくれることを願っていたのだけれど,

うちのクラブの指導員は,誰も待機馬場にやってこなかった(´∀`;)


え……1人でも大丈夫だと思われてるの!?
大丈夫じゃないよ!!?Σ(=゚ω゚=;)



いつもの指導員さんが,競技会場内の定位置についている姿が見えた。


(((( ;゚д゚)))!!!!!


馬場内の放送で試合開始が告げられて,血の気が引いた。
マジか。まだ駈歩も満足にできてないぞ!
障害も1回も跳んでない!

焦りに焦って,とりあえず駈歩だけでもできるようにしようと全力で厳しくしたら,ようやく黒馬くんは駈歩を始めた。ものすごく遅い駈歩だったけど(T∀T)


わたしと黒馬くんの出番は早かった。
3番目には出場だ。

最初の選手が帰ってきた時点で,もう出場に備えて本馬場に続く場所に待機しなければならない。
その場所に誘導して,首をパンパンと強く叩いた。
まさかの1度も障害跳ばないままの出場だ。


小夏 「今から出るよ! やることわかってるね!? 跳べるね!?(゚д゚;)」

馬 (え……え? あれ? なんか雰囲気が違う……。あ,もしかして,時々やるあれ?)

小夏 「そうだよ,あれ(競技会)だよ! できるね!?(=゚ω゚=;)」



出場直前は,大体こんな感じ。
馬のほうも,雰囲気が変わったことを察知して,ちょっと動揺した感じになる。
待機馬場からアリーナに続くチェーンの前に進めようとすると,少し後ずさりするのは何でなんだろう。黒馬くんは競走馬の経験とかあるのかな。
でもこの後ずさりでちょっとエンジンかかった感じになるんだよ。のんびりお気楽モードではなくなって,動き出すの。

あっという間に2番目の出場者の走行が終わり,わたしと黒馬くんは馬場に入場した。
黒馬くんが少し速歩になったので,少しは前に行く気になっているのがわかって,わずかに不安が消える。

審判員席に向かって敬礼。
左手前で大きく回って駈歩を出す。
動きが鈍かったので,馬場内にいた指導員さんが舌鼓で補助をしてくださった(ありがとうございます!(TДT))。
ものすごくのろいけれど,無事に駈歩になる。
オーナーが放送で「昨日のクロスバージャンプの優勝者です」という紹介をしているのが聞こえた。

やめて!(´Д⊂;) わたし今日調子悪いの! 全然動かせてないの!

第1障害。40㎝。
もはや馬を信じるしかない。

黒馬くんは跳んでくれた。普通に。

よしよしよし。
今日はコース回って跳んで帰ってこられれば,それでいいから。

そこから左斜めに進んで第2障害。45㎝。
入り方が微妙だったけれど,馬が慎重にジャンプしてくれるので落としはしなかった。

右に回転してU字を描き,第3障害。50㎝。
きれいに跳べていないので,踏み切りが合っていないことが自分でも分かるのだけれど,調整している余裕がない。

右斜め先に進んで第4障害。55㎝。
超ゆっくり走って障害に向かうと,馬が自ら踏み切りを合わせるために直前で減速して,ふわっとジャンプする。

左に回転して,第5障害。60㎝。
もう落とさないように踏み切りを合わせて跳ぶのは馬に任せることにした。
これも直前で詰まった感じでふわっと跳ぶ。

馬場の外周に沿って進み,木の陰になった場所にある第6障害。60㎝。
もはやわたしは走って跳ぶ馬に乗ってついていっているだけ。
スピードコントロールも踏み切り合わせも何もやっていない。

さらに外周に沿って進み,第7障害。50㎝。
ちょっと踏み切りが合って楽に跳べた。

左に回って最終障害が見えた!
あと1つ!(☆゚∀゚)

観客席の前あたりにある第8障害。60㎝。
無事ジャンプ! 落とさなかった!


.。゚+.(*´∇`*)゚+.゚

とりあえず完走できました!
よかったです! おめでとうございます!
落とさないように跳んでくれた馬にありがとうと言いたいです!
指導員さんたちにも感謝申し上げます!

完走にほっとしたところで結果の放送があり,障害8個で「67秒超え」という超遅いタイムに吹き出した。障害の試合で1分超えてコース走るの,反抗を除いてはあんまり見たことないよ。
ローカルルールが適用されるのでタイム減点はないのだけれど,あったら減点もののタイムかなと思った。

いいんだ……最初だもん(´∀`;)
障害落とさなかっただけ上出来さ(馬がそうしてくれただけだけど)。

たった8個のコースを走行しただけで息が上がりまくり,自分の体力のなさを情けなく思う。
待機馬場に戻ると,次に黒馬くんに乗る小学生の女の子と女性の指導員さんがいた(わたしのときは来てくれなかったのに( ̄▽ ̄;)!!)。
馬から下りて,女の子に黒馬くんを渡す。

黒馬くんはコースの走行を終えたばかりだというのに,女の子が待機馬場で練習のために乗ったらまた「重い馬」に戻ってしまっていた。
指導員さんたちが叱咤してどうにか駈歩を出させて,心配されながら競技場に送り出される。
わたしも待機馬場から様子を見ていたのだけれど,そこはさすがに黒馬くんもプロなので,さっきと同じコースをゆっくりと,でも落とさず確実に回って帰ってきた。
女の子は昨日の60㎝の試合では三反抗により失権になっていたので,今日は完走して戻ってこられてよかったなぁと思った。タイムはやっぱりとても遅かったけれど,女の子もご機嫌だった。

試合は無事終了し,わたしと黒馬くんは4位入賞を果たした。
この日の60㎝ジャンプは出場者が少なかったのと,上手な選手がタイムはよかったものの一落下させていたために,リボンがもらえることになったのだ。
昨日に引き続き,またしてもラッキーな小夏。


試合は無事に終了。
女の子と一緒に黒馬くんを洗い場に連れていき,鞍を外すと,黒馬くんは安心したのか大量の放尿を始めた。

ちょっとお腹に何リットル入ってたの!?Σ(; ̄Д ̄) 

びっくりするくらい,長く大量におしっこをしていた。

あの……もしかしてきみ……ものすごくトイレ我慢しながら走ってた?(´∀`;)

わたしならこの状態で走ったりジャンプしたりするのは無理だわ(笑)。
動きが鈍かった理由が少し分かったのと,とっても頑張り屋さんだということが分かったので,気持ちがほぐれて笑ってしまった。
今日は本当にありがとう。

昨日もらったリボンは青。
今日もらったリボンは白。

うん,何だかいい色の組み合わせ(●´ω`●)♪

馬にも,指導員さんたちにも,クラブにも,会場内にいた他の人々にも,今日のこの日をありがとう。
とっても地味な60㎝デビューでしたが,成長の機会に心より感謝いたします。


【おまけ:これまでにもらったリボン】
青 3 
赤 1
黄 1
白 1 NEW!
桃 0
緑 1
リボンなし 0

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霧の朝とブルーリボン(クロスバージャンプ)

2020年10月3日(土) 天気 くもり 時々 晴れ

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この日は,久々に馬術競技会に出場してきましたヾ(=^▽^=)ノ
今年はコロナの影響でいくつか競技会が中止になってしまっていたので,再開されて嬉しいです。

コロナ自粛が開けてから,競技会は他にもあったのですが,レベルの高い公認競技会などにはまだ出られないので,ローカルルール適用の親善試合で経験を積んでいこうと思います。


○●○●○●○●○○●○●○●○●○


久しぶりの競技会は,まず,ジャンプ競技の1番下のクラスである「クロスバージャンプ」から出場することに。

毎度のことながら,苦手な早起きを頑張り,朝も早いうちに家を出る。
季節柄,外には濃い霧が立ち込めており,朝の光で白くぼんやりと光っていた。

濃霧に覆われた田畑,川,民家。
霧の合間をゆったりと飛んでいく鳥。
太陽は,霧の向こうに,はっきりと丸い形を映して浮かんでいた。

こういう気象条件が揃わなければ,太陽の輪郭をこんなに明確に目で見ることはできないだろうなと,車を運転しながら思う。

そういえば,昨日は満月だった。
昨日の月もこの太陽と同じように,きれいな円形をしていた。

刻々と変化し続ける状況の中にあって,2日続けてまん丸な月と太陽の姿を目にすることができたことに,少し不思議な思いがする。


*・゜゚・*:.。..。.:*・゜


クラブに到着して,受付で今日のパートナーが判明する。
パートナーは黒馬くん(*´ -`)(´- `*)♪

最後にこのお馬さんに乗ったのは,今年の2月。
もう半年以上乗っていないお馬さんで,いきなり試合(´∀`;)笑
なんだか知らないけれど,わたしは競技会に出場するとなると,この黒馬くんに当たることが多い。

うーん……このお馬さんはねぇ……動いてくれればすごくいいコなんだけど,最初はめちゃくちゃ重いから,動かせる状態に持っていけなかったときは辛いかもしれない。(^_^;)


馬配を見て,「何でいつもこのお馬さんなんだろう」と疑問を口にすると,

受付さんは,「黒馬くんは安全パイなんだよね」と答えた。


安全パイ……大活躍するかどうかは怪しいけれど,大失敗することもないでしょう,ってことかな。

どんなお馬さんが来ても精一杯やらせていただこうと決意してきたので,覚悟を決めて黒馬くんのもとに向かう。黒馬くんは,外来厩舎で可愛い顔をして待っていた。

このお馬さん乗りやすいと思ったことはないんだけど,顔は見るたびに可愛いなって思う(*´∇`*)笑  ひとしきり撫でて,「今日はよろしくねー」と挨拶をする。

この日は,わたしの他にも黒馬くんに乗る子どもたちがいた。
ジムカーナなど,わたしよりも出番が先の子たちが多かったので,その子たちが中心になって馬装をしていた。

すごいなー(●´ω`●)♪ 皆小さいのに,台に乗ってちゃんと馬装できちゃうよ♪
わたしはすぐ傍でその様子を見ていて,腹帯締めの仕上げと頭絡の装着だけ行った。

わたしは先生でも何でもないし,もしかするとこの子どもたちのほうが経験も実力もあったりするんじゃないかと思うのだけれど,大人というだけで格上だとみなすのか(本当は全然そんなことないよ),子どもたちは「これでいいですか」「どうしますか」と聞いてくるので可愛かった。

最近職場でも,子どもに会う機会があると「先生」と話しかけられることが多いのだけれど(自分が先生であると名乗った覚えはないんだけど),子どもにとって親や親族以外で関わってくる大人は先生なんだろうか。


馬装を終えたので,黒馬くんは無口をつけて洗い場につないでおいた。
試合開始までに時間があったので,壁に貼り出された経路表と出番表を見に行く。
経路表を見て,場所の位置関係がよくわからないなと思い,近くを通りかかった指導員さんに聞いてみたら,今日のクロスバージャンプの試合はインドアで行われることが判明した。

え! アウトドアでやるつもりだったよわたし!Σ(=゚ω゚=;)

そっかぁ……インドアかぁ。
自分で勝手に勘違いしていたくせに,ちょっと肩透かしをくらったような気分になる小夏。

障害の数は6個だけで,最初の4つが30㎝,最後の2つが40㎝のクロスだった。
コースは普段の練習でよくやるものと大体同じ。
バウンスやオクサーや高い障害がない分,練習のときより気持ちは楽だ。

あとは……馬が動くかどうかなんだよなぁ(´・ω・`)
黒馬くんには半年以上乗っていないし,感覚を忘れかけている。
初期の頃はひたすら重くて,レッスンでまったく動かず泣きたいくらいだったのを覚えている。
う,動かせるのかな,わたし。心配だ。


試合が開始されて,まず初めにインドアの馬場ではジムカーナ競技が行われるので,黒馬くんがどんな感じかを見るために,わたしは近くで見学することにした。
ここで黒馬くんに乗る子どもは2人。ベテランなのか初心者なのかはわからない。

間もなく,黒馬くんの出番がやってきた。子どもが乗って馬場に入ったのだけれど……

……遅っ!Σ(´д`;)

もう全然動いてないの(泣)
ジムカーナは原則速歩で走行することになっているのだけれど,速歩にもならないの。
試合なのに,のんびりお散歩している馬みたいなの(´;ω;`)

子どもたちが必死に脚でポコポコ蹴っても,完全に無視してのろのろ歩いている。
指導員さんが背後から怒りの舌鼓で追い回して,ようやく少し速歩する感じ。


ええええぇぇ!(((( ;゚д゚))) マズイでしょ,この状況!
全然動いてないじゃん!Σ(´д`;)



わたしの出番までに誰か上手な人が乗って動かせる状態にしておいてほしい……(/TДT)/ 泣

2人の子どもがジムカーナを終えた時点で,黒馬くんはまだ「お気楽手抜きモード」だった。


そんな……そんなゆっくりなの……
わたしは許さないからね!( ゚☐゚ ;)カッ!!



クロスバージャンプでわたしと同じ馬に乗る女の子が,先に少し練習で乗ったけれど,やっぱりものすごく重くて速歩すら困難な状態だった。
練習のバトンタッチで,わたしの手に黒馬くんが渡される(出番はわたしのほうが先)。
女の子は「すごい重いです(>_<;)!」と報告してくれた。

そうだね……見ててわかったよ……めちゃくちゃ重いね,このお馬さん(^^)ニコリ

この時点で,わたしは内心軽く怒りを覚えており,馬に対して「この状態が許されると思うなよ」と思いながら騎乗する。
わたしだって鞭と拍車でフル装備だ。
容赦はしないぞ!

鐙の長さを調節して,いざ,練習へ!

覚悟を決めてインドアの馬場に入る。
不思議なもので,心の中の声が聞こえるのか,それとも拍車の存在に気付いたのか,黒馬くんは急にシャキシャキ動き出した。
まずは軽速歩。左右の手前で繰り返して,クロスバーを跳ぶ。
駈歩もいけるかなと思ったら,思ったより簡単に出て,障害も跳んでくれた。

よかった! いける!
なんとかなりそう!(;TДT)!


馬って,人の心が読めるんじゃないかと思うことが時々あるよ(´∀`;)
本当に不思議だ。
でもよかった。動いてくれることがわかって,本当によかった。


間もなくクロスバージャンプの試合開始。
出番が近いので,黒馬くんに乗ったまま,馬場の外で待機。
他の人馬の走行をゆっくり見ている余裕はなかった。低いクロスバーが6個しかない経路なので,1回あたりの走行があっという間に終わっていく。

色々なことを考える間もなく順番がやってきた。

それまで指導員さんが馬場に入って子どもたちの走行の補助をしていたのだけれど,指導員さんはわたしの姿を見ると,「あ,小夏さんならいなくて大丈夫だね(^^)」と言って馬場の外に出てしまった。

1人でも大丈夫と判断されたことが,不安でもあり,どこか誇らしくもあり,複雑な気持ちのまま馬場に入り,審判員に向かって敬礼をする。

もうここまで来たら,ごちゃごちゃ考えてもしょうがない。
いつものように,やることをやるだけ。
その結果がどうなるかはわからない。

審判員席の前から,左手前でぐるっと大きく回って駈歩を出す。
駈歩って,巻き乗りをすると出しやすい。内方姿勢をとりやすいから。

そのまま第1障害をジャンプ。
直線上にある第2障害も続けてジャンプ。
左に回転しながら,馬場の対角線上にある第3障害もジャンプ。
そこから右に曲がって,今度は右手前で,第4障害をジャンプ。
直線上にある第5障害もジャンプ。ここから10㎝高くなっているようだけれど,ほとんどわからなかった。
右に回転して,最初とは逆方向の馬場の対角線上にある最終障害をジャンプ。

ああ! 無事跳べた! 全部跳べた!
よかった!(*´∇`*)


黒馬くんが最後まで駈歩で完走してくれたことが嬉しくて,首を強めに愛撫して喜びを表現する。
よかったよー。さっきまでダラダラしてるの見てたから,このコースも難しいかと思っちゃった。

今回の試合は基準タイムがあり,1番タイムの近い人馬が優勝するのだけれど,わたしと黒馬くんはこの時点で最も近くて,馬場の外で見ていた指導員さんたちに褒められた。

黒馬くんを次の選手に渡して,まずは完走できたことにほっとする。
エアバッグや拍車やヘルメットを外しながら,審判員席から放送されている実況中継に耳を澄ませる。

あとは,この後,減点なくよりタイムに近い走行をする選手が何人いるかで順位が確定する。
こうなるともう,自分の努力ではどうにもならない部分なので,「運を天に任せる」みたいな状態になる。

全員が走行を終え,運を天に任せた結果,わたしと黒馬くんのコンビは優勝することになった。
タイムはわたしよりも近い選手がいたけれど,10㎝高くなった第5障害を1つ落としていたので,落下のなかったわたしの順位が上になったのだ。

嬉しかったし,最近失いかけていた自信が少し戻ってきたのでよかったけれど,すごい偶然の要素強いなと思ってしまった。(^_^;)
だって,わたし,「この速度で走ろう」とか考えてなかったもん(´∀`;)
「たまたま」基準タイムに近かっただけなのだ。「偶然」そうなって,「運」がよかった。

「これわたしの実力で優勝したって言えるのかな」と,微妙な気持ちになる面倒くさい女,小夏。

まあいいよ! 優勝だよ! 優勝!(o^∇^o)ノ
あの超絶のんびりしていた黒馬くんと,よく頑張ったよ!


同じ黒馬くんに乗った女の子と一緒に,黒馬くんのお手入れをする。
ちなみに,タイムは近かったけれど一落下により順位が下がってしまったのは,この女の子だ。
お手入れをしながら残念がっていたので,「タイムは1番だったもんね(^_^)」と声をかける。
年齢差がすごいので,幼い子どもたちをなぎ倒して優勝する大人げない人間になった気分で落ち着かない。

黒馬くんはこの後,急遽60㎝の試合にも出場することになったので,一度外した鞍をもう一度装着し,「あとちょっと頑張ってね」と送り出す。


その後は会場内をうろうろしながら,試合観戦を楽しむ。
競技を見るのは,やっぱり面白い(*^_^*)♪
着替えてから,観覧席のベンチに座って,家から持参したお弁当を食べる。

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秋の運動会のお昼って「いなり寿司」のイメージがあるのはわたしだけ?
天気もよく,空気の涼しさもちょうど良くて,まさに「スポーツの秋」といった感じの1日。
こんな風に過ごす週末も素敵だなと思った。

お昼過ぎに1日目の競技会は終了し,表彰式でまた表彰台に上り今年初のブルーリボンをもらう(コロナ対策のためにインタビュー等はなし)。

よかった。すごくいい結果に終わった。
今日は幸せな気分で家に帰れる。
ジャンプの試合でブルーリボンをもらえたのは初めてなので,何だかんだで幸福感に満たされて帰路に着いた。

【翌日の試合に続く】

【おまけ:これまでにもらったリボン】
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Spring Green(クロスバージャンプ)

2020年3月21日(土) 天気 晴れ

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突然ですが,久々に馬術競技会に出場してきました!
わーい♪ \(o^∇^o)ノ♪

この日の主催はクラブではなく,地元馬術連盟だったので(会場は通っているクラブ),これまでよりも大きくて豪華なリボンがもらえました♪

昨年の夏に馬場2級の試験を受けるために競技会に出ましたが,その後はただただ練習を重ねていただけでした。何度かクラブが主催している大会があったので,出場してみてもよかったのですが,日程が合わなかったり費用が不足していたり……

いや,正直に言って 勇気が足りなかった ので,出場を見送り続けていました。

だって,だって……恐かったんだもん('A`;)
外の広い馬場で練習したことがほとんどないから,馬が暴走するかもとか思っちゃって。
経験が足りないから恐怖を感じてしまうのであれば,経験を積めばいいのだけれど,その最初の一歩がなかなか踏み出せなかったわけです。

でも,これではいけない!(>_<) と,一念発起してエントリーに踏み切りました。
完璧にできるようになってから出場するなんて,無理な話なのだ。

そうだ! 公務員ランナーとして名を馳せた(※現在はプロ転向)川内優輝選手も 「レース(本番)で練習すればいい」 と言っている!

わたしだって,広いコースを走り回る経験がないのなら,競技会に出場して経験すればいい!
「本番で練習する」って全然有りよ!(☆゚∀゚)



*・゜゚・*:.。 というわけで,試合当日 *・゜゚・*:.。


試合の日の朝は早い。
下のほうのクラスでの出場になるので,出番の時間帯が早く,馬装などの準備のために出場の1時間前にはクラブに到着していなければならず,自宅からクラブまで車で1時間かかり,起床から自宅を出るまでに1時間かかるので……少なくとも出場の3時間前までには起きなければならない。

休日なのに平日よりも早く起きるなんて,低血圧のわたしには結構辛い(´∀`;)
もっと遅い時間帯に始まる上のクラスの競技に出られるようになりたいなぁと,たったそれだけの理由で思う。

でも,まずは,一番下のクラスから。
低い障害でできないことが,高い障害でできるわけがない。
今日は障害飛越で一番難易度が低いとされるクロスバー障害の試合に出場する。


天気はよく,気候も穏やかで,本当に春らしい陽気の日だった。


眠い目をこすりつつ,クラブに到着。
今日乗る馬はどのコだろうと考えながら,受付に向かう。
わたしの場合,馬は指導員さんが選んでくださるので,当日朝になるまで経路も騎乗馬も判明しないというドキドキの試合システムになっているのだ。

受付でエントリー料や借馬料の支払いをしている間に,出番表をめくる。この出番表を見て初めて,自分の出番が何番であるかとパートナーがどの馬であるのかが判明する。

どきどきどきどき……!(=゚ω゚=;)
ぱらり(ページをめくる音)


本日のパートナー: 黒馬くん


\(T∀T)ノ
あ,あんまり得意じゃない馬来たよ(笑)

いや,馬場2級試験ではお世話になったし,性格も大人しくて可愛いから大好きなんだけど。
大好きだけど,ジャンプにはちょっと不安がある。

が,頑張る! 頑張るぞ!
わたしは負けない!

ちなみに出番は,20名近くエントリーしている人馬の中のちょうど真ん中あたりでした。
これまで出場した試合では,いつももっと出番が早かったので,不思議な気分。
この順番って何で決まるんだろう? 申し込み順なのかな。


試合開始直前でざわつく敷地内を横切り,洗い場に行くと,指導員さんがいて 「馬具は用意してあるので馬装してください」 と指示される。

黒馬くんを洗い場に引っ張ってきて,ブラシをかけ,裏掘りし,馬装をする。
馬装の間中,黒馬くんは普段の練習のときとまったく同じように「何かちょうだい」と訴えていた。わたしも練習のときと同じように「後でね。終わったらね」と言いながら馬装を終えた。
お馬さんは緊張しないのかな。
「よろしくね。きみにかかってるよ」 と,黒馬くんの首に両腕を回してお願いする。
馬に抱きつくと,少し気持ちが和らぐ。

下見の前に,インドアの馬場で練習ができることになった。
すでに開始されているジムカーナ競技を横目に,練習に向かう。

うーん,今日はどんな感じかなぁ。
普通に乗って,腹帯を締め直して鐙の長さを確認して,歩かせる。
常歩は問題なく発進。ただ前進気勢はない。
最初だからな(´・ω・`;) 早く頑張って「動く馬」にしないと!
準備運動として軽速歩。速歩も発進はするけれど,遅い速度のままで,脚にもあまり反応しない。
いやいやいや,困る困る困る! 前の練習のときみたいに,動けるようになるまで30分とかかかったらわたし困るからね!?(´;ω;`)
時折鞭を使ってみたりもしながら軽速歩を続け,馬場中央にあるクロスバー障害を跳んでみたりする。うーん,うーん……なんかイマイチ!(~_~;)
次いで駈歩を発進。めちゃ遅くて,のたのた走る。遅くなり過ぎて速歩になったりする。
ひいいぃぃぃΣ( ̄ロ ̄|||)
ちょっとちょっと,「重い」とか苦労してる時間ないのよ! (;TДT)頼むよ!
焦って馬の名を呼んでいたら,指導員さんに 「緊張しないでください」 と声をかけられる。


指導員さん 「普段の練習のほうが,よっぽど高度なことやってますからね(`・ω・´)」


そうか……そうだよね。練習では80とか跳んでたもんね(´・ω・`;)
でも外の広い馬場で馬走らせたことは片手で数えられるくらいしかないんだよ。不安だよ。

混み合うインドア馬場で,とにかく動かそうと頑張る。馬がたくさんいると,他の馬についていきそうになったり,前を横切る馬を待って一旦停止したりと,思うように動かせない。

黒馬くんでジャンプをするのは得意じゃないけれど,ここまで来たらもうそんな弱音を吐いていられない。どうにか動かして,中央にあるクロスバー障害を跳ぶ。うーん……自信を持って跳べる感じじゃないなぁ('A`|||)!

その直後,練習馬場でクロスバー障害を跳んで派手に落馬する女の子を目撃する。

えええええ……(((( ;゚д゚)))
うそ……きっとこの子だって,いつもは普通にできてるんだよね!?
緊張って恐い!(※女の子は無事でした)

黒馬くんは,後半何故か上手く駈歩にならなくて焦る。
もう,最悪速歩でコース回るしかないなと,できなかった事態を想定して覚悟を決める。

いいんだ……今日はどんな形でも終えられれば。
無事に生きて帰ってきたら上出来ってことにしよう(遠い目)。


そうこうしているうちに,下見開始の時間となる。
うわあぁ……下見も初めての経験だよ!(=゚ω゚=;).゚+.゚

馬をインドアのスタッフに渡し,広い馬場へ。
指導員さんと他にクロスバー障害の試合に出場する子どもたちと一緒に馬場を回る。
自分の歩幅で90㎝を計測しようと思ったけれど,脚が短いために(泣)全然開かず計測が狂っていき,途中であきらめて,指導員さんがカウントしているのを眺めることにした。

……この先,一人で下見することになったら,どうするのわたし……(;´Д`)

今日のクロスバー障害の高さは,めちゃくちゃ低かった。
一番高いところでなんと30㎝!

普段の練習では,クロスバー障害と言えど,もっとしっかり高さがあって「跳んでる!」って感じがするのだけれど,この試合の障害は,「地上横木2本並べて両端をちょっと上げました♪」みたいな感じなの。気分的にはジムカーナに近い。

でも,だから 「楽勝ね♪(*^^)v」 なんてことはまったく思えないわけで(´∀`;)


「ほぼ地上横木」みたいな障害でも,実際試合本番になってみたらどうなるのか,まったく想像ができない。だって未経験だもん。インドアでの試合に出たことはあるけど,こんな広い場所走らせてジャンプする試合に出たことないもん。
初めて行うことは,たとえどんなにレベルの低いことであっても,緊張するし,怖いし,不安だし,しり込みしてしまうものなのだ。

それでも,「不安」というものは,いつも微かに「わくわく」をはらんでいる。

「新しい世界を見てみたい」
「何が起こるのかを知りたい」
「もしかしたらできるかも」

奇しくも,季節は春。
何かが終わり,何かが始まる。
新しいことに挑戦し,伸びて行く季節。

下見を終え,インドア馬場に戻ってまた少しだけ練習し,時間になったので待機馬場へ。

うわー(゜▽゜*)うわー♪
わたし試合のために待機馬場に来たの初めて!
別のクラブや大学から来た人馬が集まり,練習したり停止させて出番を待っていたりしている。
待機馬場の中央あたりには,そこそこの高さ(30cmよりは高い)のクロスバー障害が設置され,選手が順番に練習に使っていた。
これが出場直前の状況かぁ。
いつもは観客席から見ているだけだったけれど。こんな感じなのか。

待機馬場で,指導員さんに見てもらいながら,練習のために走らせる。
黒馬くんは,インドアでの練習のときよりも元気よく動いた。

それでも推進が足りずに,1度障害前で急停止されてしまった(変な声で叫んだけど落馬はしなかったよ(´▽`;)!)。
指導員さんに「手綱を引っ張って止めてしまっているから,拳を前に出してください」とアドバイスをいただく。
2度目は脚で強めに推進かけて,拳を前に出したら上手く跳べた。そのまま続けて走らせ,もう1度跳ぶ。

出番まで少し時間があるので,競技場を眺められる位置で待機しようと馬の列に近づいたら,一頭の馬にお尻を向けられ後肢を上げられた。「近づくな!」と怒っていることがわかり,すぐに離れる。

あ,危なかった!('д` ;) 蹴られるところだった!
馬がたくさんいる所は要注意ね!

隅の方に馬を止め,前の選手の走行を見る。
どういうわけか障害を落としまくっている選手などもいて,もうこれが難しいのか簡単なのかさっぱりわからない。一体何をどうすればいいの。

ふと馬を見てみれば,落ち着いた様子で静かに競技場を見ていた。

考えてもみれば,このお馬さんは,わたしなんかよりもずっと競技経験が豊富なのだ。
何度も何度もこの待機馬場へ来て,ここから競技場へ出て,走り回ってジャンプしてきたはずだ。

今からやることは,このお馬さんにもわかっているはず。

待機馬場から競技場を眺め,馬の首をマッサージしながら

「空気読んでね,お願いね,跳んでくれればいいから (ノд・。) 」

と小声で話しかけ続ける。
黒馬くんは軽く振り返った状態で,片目でこちらを見ていた。
馬の目は大きくて透き通っていて,とてもきれいだった。

待機馬場で出番前の最終練習。
右手前で馬場をぐるっと回り,クロスバー障害を跳ぶ。
黒馬くんはさっきよりも力強く動いて,問題なく障害をジャンプした。

間もなく出番なので,待機馬場から競技場へ続くチェーンの前に待機。
ここで何故か後ずさりを始める黒馬くん。
止めようと思ったけれど止まらない。
そういえば,前進を止める方法は知っているけれど,後退を止める方法がわからない!
焦る小夏。
近くにいたスタッフが気付いて頭絡を持って戻してくれた。
い,今の後退,何……?('д` ;)

謎の後退の後は,覚悟を決めたのか,エネルギーが前進気勢に一変。

大丈夫。
わたしが引っ張るなどして動きの邪魔をしなければ,このお馬さんは跳ぶ。

出番になったので,待機馬場から競技場へのチェーンが外され,入場する。
うわぁ人生初!
何故かやる気に満ち溢れ,駈歩で入場したがる黒馬くん。
競技場に出た頃には,馬から感じられるエネルギーは最高潮に。


本番に合わせて調子を上げてくるとは……プロだね!.。゚+.(・∀・)゚+.゚


なんか感動したよ。
なんていいお馬さんなんだろう。

審判員に向かって敬礼。

……あれ? ブザー(ベル)が鳴らないぞ?('д` ;)?

2階席からこちらの様子をうかがっている審判員。
わ,わたしここにいます!ヽ(´o`;
次の選手わたしです!

もう一度敬礼して深々と頭を下げるとブザーが鳴った。

あ,ああよかった!(´∀`;) 出発できる!

黒馬くんは,もうすでに,拳をちょっと緩めれば駈歩になる状態になっていたので,大きく右に円を描きながら駈歩発進。なにこのスムーズさ!.。゚+.Σ(=゚ω゚=;) ゚+.゚
スタート地点を通過して,旗振りの人が旗を振る姿が見えた。

間もなく第一障害。
ほぼ駈歩の動きのまま,ひょいっと跳ぶ。

そのまま,やや右に走って第二障害。
これも問題なくクリア。

左に旋回して第三障害があるのだけれど,別の障害を外回りで行くか内回り(ショートカット)で行くか,一瞬迷う。
でも今回は基準タイムだから速ければいいわけじゃないし,下見のとき外回りで案内されたから,たぶんこのコースのほうが基準タイムに近くなるのだろうと判断して外回り。

拳を前に出して,邪魔をしなければ普通に跳んでくれるお馬さん。

指導員さんから 「速くなり過ぎたら抑えるんですよ!」 と声が飛んでくる。
今速いのかな,どうかな。よくわからないぞ。

左に大きく回りながら,木の陰になっている第四障害に向かってジャンプ。
よしよし,いいコ(●´ω`●)♪

第四障害から第五障害までがU字を描くコースになっているのだけれど,第四障害飛越後に視界に3つくらい別の障害が跳び込んできて,「あれ,どれだっけ」と一瞬混乱する。
指導員さんに 「5番黒いのですよ!(;´Д`)」 と叫ばれて思い出し,U字を描いて第五障害をジャンプ。

危なかった! 声かけの補助がなければ経路違反してたかも!
2回も下見したのに!ヽ(TдT)ノ

そのまま流れで第六障害と,その先にある第七障害も跳んで,フィニッシュのラインを通過して終了。

ああああよくやったよお馬さん!。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

よく全部跳んでくれたよ!
しかも1個も落とさなかったよ!
反抗もなかった!
落馬もしなかった!
経路違反もギリギリしなかった!

だが規定タイムは0.3秒ほど超過した!笑


……視界に「現在のタイム」が表示される試合用のゴーグルとかあればいいのにと思ったよ(´∀`*)
わかってればもうちょっと押したんだけどなー(*・ε・*)ムー
第四障害から第五障害の間で一瞬迷ったのがタイムロスになったかなー(*・ε・*)ムー

黒馬くんを愛撫して,待機馬場に戻りながら,指導員さんたちから 「よかったよ(・∀・)」「お疲れさま」「きれいにできてましたね(^_^)」 と次々に声をかけられる。

無事に終えられたことが何よりも嬉しい。(*´∇`*)
本当にありがとうお馬さん。
そしていつも教えてくださっている指導員さんたちにも心からの感謝を。

戻ってきた待機馬場の隅で下馬し,感謝の気持ちを伝えようと首に抱きつくも,「いいから早く戻ろうよ(そしておやつにしようよ)」と,のろのろと勝手に厩舎に向かって歩き始める黒馬くん。
も,もうちょっと余韻に浸りたいんだけどわたし(^_^;)

お馬さんの手入れをして,馬具の片付けをして,おやつをあげて,汗をかいたので自分も着替えて,残りの試合を観戦する。


余談だけれど,わたしは今日7障害を54秒くらいで走行して,別に体感的には「遅い」感じはしなかったのだけれど,後の試合で指導員さんが10障害11飛越を48秒で走行しているのを見て(しかも落下なし!),「あ,わたしすごい遅かったんだな……」と思い知りました。
というか,こういうのを,「次元が違う」って,言うんだろうなって……(´∀`;)


ちなみに,今日の試合の結果,わたしは6位入賞となりました。
タイム減点の1がなければ3位だったのですが,0.33秒オーバーしたがために6位に転落!(基準タイムに近くても減点があると順位が下がるため)
1秒にも満たない時間で順位が3つも下がるという試合の厳しさを知りました。

6位なので,光沢のあるグリーンの綺麗なリボンをもらったよ(*´∇`*)♪
英語の「green」という言葉には,「経験の浅い」「未熟な」「新人」といった意味があるのだそうだ。

経験の浅い未熟な新人」……今のわたしになんてぴったりな色のリボンなんだろう(笑)

【おまけ:これまでにもらったリボン】
青 2
赤 1
黄 1
白 0
桃 0
緑 1
リボンなし 0

白とピンクをまだもらってない.。゚+.(・∀・)゚+.゚


とにもかくにも,そいういうわけで,この日,わたしは外の広い競技場での障害馬術の試合デビューを果たしました。これでようやく経験値が「ゼロ」から「1」になることができました。('▽'*)♪

お馬さんたちと先生たちに,心より感謝申し上げます。.。゚+.m(_ _)m.゚+.゚
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国体馬術を観に行く

2019年9月29日(日)晴れ
2019年10月3日(木)くもり 時々 晴れ

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2019年9月28日(土)~10月8日(火)は,第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体2019」が開催されていました。

茨城国体のホームページ

国体(国民体育大会)は毎年どこかの県で開催されていますが,近くで開催されていないとなかなか観に行くことができないので,今回,生まれて初めて国体の馬術を観に行ってきました(*´∇`*)♪
せっかくなので,感想など少々書いていきたいと思います。


【参考:今後の国体の開催県】

2019年 茨城県
2020年 鹿児島県
2021年 三重県
2022年 栃木県


2019年は茨城県で開催の 「いきいき茨城ゆめ国体2019」 です。
もちろん馬術も国体の競技の種目にあります!

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初日(1日目)と,
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最終日(5日目)に観戦に行きました。

ものすごくたくさんの観客で賑わっていて,席を確保するのが大変なくらいでした。
こんなに多くの人が喜んで馬術を観に来てくれているなんて,何だか嬉しかったです。
わたしもただの観客の一人に過ぎませんが,自分の好きなものの良さが伝わるかもと思うと,誇らしいような,何とも言えない嬉しさが込み上げてくるものなんですね(●´ω`●)♪

天候にも恵まれ,特に初日は一日中暑かったです。
観客席に屋根はなく,日傘の使用も禁止なので,帽子は必須です。水分補給のためのドリンクは無料で配られていましたが,日焼け止めとタオルもあると良いかと思います。また,暑さのあまり,写真やビデオ撮影に使用していたスマホが熱を持って機能停止してしまったことが何度かあったので,保冷剤を持っていけばよかったなぁと思いました。

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障害馬術の試合会場

ダービー競技で使われる小さい丘のような場所も奥のほうにあります。
青い空に緑! 広い!.。゚+.(・∀・)゚+.゚

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馬場馬術の試合会場

背景が森という,写真映えする環境です。
最終日には森の上空にトンビが舞っていました。

水戸農業高校の畜産科の施設内につくられた特設競技場ということでしたが,今後も是非活用してほしいくらい,とても素晴らしい会場でした。
国体が終わったら撤去しちゃうのかな……?(´・ω・`)  もったいない!

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高校の馬術部で飼育されているポニーたちが,ふれあいコーナーにいました。
もぐもぐもぐ……
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「がんばってね♪」

馬ってマイペース(笑)

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配布されていたミニプログラムと観戦ガイドブック。
見やすくて,ルールなどもわかりやすく書かれていたので,とてもよかったです。

余談ですが,馬に乗っているキャラクターは 「イバラッキー」 といいます。まん丸のボールみたいな体型で馬に乗っていることにびっくりです(笑)。馬上で転がりそう(笑)。


さて,肝心の試合!
馬場馬術と障害馬術は平行して同じ時間帯に行われているので,片方を観戦していると,もう片方は観ることができません。
全部観ることはできないので,いくつか気になったものを選んで観ることにしました。


戦した競技

【成年男子 馬場馬術競技】
【成年男子 トップスコア競技】
【成年男子 ダービー競技】
【成年女子 自由演技馬場馬術競技】
【成年男子 六段障害飛越競技】



馬術はローカルな試合でもオリンピックでも,男女別に分かれていないのですが,何故か国体では女子と男子に分かれているようです(皇后杯があるから?)。
競技の結果は 
日本馬術連盟 のホームページを見てくださいね。(o^∇^o)ノ♪

馬場馬術は競技中に移動することができないので,誰かの演技が行われている最中は観覧席に立ち入ることができません。演技と演技の合間に移動することになります。

写真や動画を山ほど撮れたので幸せでした。('▽'*)♪

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実は本格的な馬場馬術の試合は観たことがなかったので,とても新鮮で感動しました。
ハーフパスや半ピルーエットという技も生では初めて観ました。
規定演技は地味な感じがしますが(ただ皆が同じ運動をするので比較はしやすい),音楽に合わせて運動する自由演技はフィギュアスケートみたいで,観ていて面白かったです。優雅な肢の運びに惚れ惚れします。燕尾服がカッコよく,音楽との相乗効果で感動が胸に迫りました。


競技と競技の合間には,会場内の出店などを見てまわります。
こういうのは言わば「お祭り」なので,たくさんの出店があるんですよね。
馬具や乗馬用品のお店,馬グッズや地元農産品のお店など,色々あって楽しかったです。
ただ,食べ物屋さんはすごく少なくて,お昼の時間帯に長蛇の列ができていました。周辺に飲食店などもなく,そこに長い時間かけて並ばなければならなかったのは,ちょっと残念でした。
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長靴(ちょうか)を持っていなかったので,欲しいなーと思っていたら,競技用ウェアのお店があり,ノリで試着をしていたらピッタリだったので購入しました(笑)。
いずれ買わないとなとは思っていましたが,まさかここで決まるとは思いませんでした。
茨城国体の思い出の品として大事にします(●´ω`●)♪

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このポニー用の馬着かわいい(*´ェ`*)(*´ェ`*)♪

5日目(最終日)には会場でお抹茶もいただきました。
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お茶席に飾られていたお馬さん。和種馬っぽい?


そして障害飛越競技!
ジャンピングは見慣れてはいるのですが,やっぱりすごく面白い!
解説者がその都度放送席からルールを説明してくれるので,初めての方でも楽しめたようで,会場は大賑わいでした。歓声や拍手が上がったりと,かなり盛り上がっていましたよ。
障害の競技は何種類かありましたが,どれもそれぞれ手に汗握る試合でした。

トップスコア競技
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ジョーカー障害という,クリアできれば得点が高いけれど,失敗するとめちゃくちゃ減点される障害が中央に設置された障害飛越競技。障害ごとに点数が決められていて,規定時間内にできるだけ多くのポイントを稼いだ人馬が勝ちとなります。コースは決められていないので,選手が自分の判断で跳ぶ障害や順番を決めます。同じ障害を何度も跳んでも大丈夫(ただし,障害は一度落とすと直してもらえないので,失敗するとその障害にはもう挑戦できません)。ハラハラしながら純粋にゲームを楽しんで観ていました。
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ジョーカー障害を跳ぶところ。

ダービー競技
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坂を駈け上ったり駈け下りたり,水の中を進んだりしながらジャンプをしていく,持久力なども試される競技でした。色んな動きをするお馬さんの姿を見ているのが本当に楽しかったです。水に入るのを嫌がるお馬さんが多い印象でした。水深がどれくらいあるのかわからないので,入るのが恐いみたいですね。
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ご当地障害の「納豆障害」。

六段障害飛越競技
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直線上に等間隔に六つの障害が設置された競技。最初は 100㎝,110㎝,120㎝,130㎝,140㎝,150㎝ で行われ,ノーミスでクリアした人馬が複数いると高さが上げられてジャンプオフになります。後半にいくほど高さは上がるのに,障害間の距離が変わらないので,難しいみたいです。
このときは結局,最終障害が161㎝ → 171㎝ → 181㎝ と3回ジャンプオフが行われ,ようやく決着が着きました。
もう……あの高さに挑むだけで,その勇気を讃えたい…….。゚+.(´;ω;`)゚+.゚ 自分の身長よりも高い所跳ぶなんて怖過ぎる……お馬さんは落としはするけど止まりはしないんだよ,偉いよ……。
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陸上自衛隊の方々が馬場整備の間こんな風に待っていました。


競技会に行って,素晴らしい試合を観るたびに 「わたしもこういうのやりたい~(*´∇`*)♪」 と思います。今回はダービー競技と馬場を特にやりたくなりました。六段障害飛越は観るのはいいけどやるのは怖いので遠慮したい……(^_^;)

あらためて思ったのは,やっぱり馬術はゲームとして観ていても面白いなぁということ。
馬は綺麗だし,動きはカッコいいし,ルールがわかれば勝負の行方が気になって観てしまいます。
お客さんも大勢いて,みんな初めてでも楽しんでいたようなので,いつか馬術も野球やサッカーのように観戦料取れるくらいメジャーになればいいなと夢見ています。

馬術の素敵さや面白さが,もっと日本中に広まりますように.。゚+.(*´ω`*)゚+.゚
「いきいき茨城ゆめ国体2019」は,これからの夢にあふれた素敵な大会でした。


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夏空とブルーリボン(馬場2級試験)

2019年7月27日(土) 天気 雨 のち 晴れ

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全乗振の乗馬技能認定審査(馬場2級)の試験日。
ジャンプができなくなったわたしは,2ヶ月ほど前から,この日を目指して練習を重ねていた。

この日,わたしは,

出発予定時刻の15分前に覚醒した。

大急ぎで着替えて準備をし,朝ご飯を食べて(←省略しなかった),ちょっとここには書けない速度で車を飛ばして(事故を起こさなくてよかった)クラブに到着。

ま,間に合ってよかった……!(; -д-)ノ

この過程により,たぶん低い血圧が爆上げされ(身体に悪いので推奨はしない),戦闘態勢に入る。こういうときに分泌されるアドレナリンって,脳を覚醒させて集中力を高めたり,運動能力を高めたりするらしいよ。

ああ……でも,やっぱり余裕がないのはよくないな。次回から気をつけます。ごめんなさい。


接近しつつある台風の影響なのか,クラブ周辺では雨が降っていた。
馬術の試合は雨の中でも普通に行われる。
仕方ない。天候は操作できない。
演技が終わったらすぐに着替えれば,風邪もひかなくて済むだろう。

2日後には入院。
3日後には手術。

ここで体調を崩したら,自分が怒られるだけではなく,予定変更により大勢の人に迷惑をかけることになる。それだけは避けたい。


馬房に行くと,黒馬くんはもうすでに綺麗に馬装されていた。
よろしくねー(T∀T) きみにかかってるよー!

お馬さんはいつも通りに落ち着いていた。
馬って緊張しないのかな。わたし自身もそんなに緊張はしていないと思うけれど。
上手くいくといいね,と首を撫でる。

ちなみに,ここしばらくメルカリや人脈を駆使して格安で集めた正装をしていったのだけれど(蒸し暑いのでジャケットは省略),わたしの正装が珍しかったのか,スタッフが数人馬房前に集まってきた。
ベルトがないことを残念がっていて,貸し出しの申し出があったのだけれど,


「おれのベルト貸しましょうか!?(☆°∀°)」
「わたしのベルト貸すよ!( ・∇・)
「おれのベルトを……!(☆°∀°)
     

ありがとうございます(*´ω`*)笑。
でも集団でベルト外し始めるのやめて(笑)。

彼らは愉快で,実に良い人たちだ。

ウエストがゆるいわけでも,シャツが短いわけでもなかったので,ベルトはなしで競技に挑むことにした。


小雨が降り続く中,準備のため馬場の隅に出る。指導員さんがついてくれて,最後の調整に入る。
常歩,軽速歩,速歩,駈歩,巻き乗り,20mの輪乗り,三湾曲,歩様の変換……
この期に及んで,変なミスをしたりして,苦笑いが漏れる。メンタルを壊さないようにするためなのか,指導員さんは怒らずにいてくれた。
 
わたしの出番は後のほうだったので,まだ余裕があるかと思っていたら,前の出場者の準備が整わないとかで,急遽わたしが先に審査をしてもらうことになった。
えええぇぇ!((((;゜Д゜)))
もう出番!?

ドレッサージュ馬場へ行き,入場する前に何度か速歩での巻き乗りを繰り返す。指導員さんからOKが出たので,馬場へ入場。正面の審判員席に,見慣れた人の顔があった。

ん? ……あれ?(つд⊂)ゴシゴシ
見間違いでなければ,あの審判員の席にいるのは,オーナー……?

正面の審判員の席でにこやかな笑顔を浮かべているのは,紛れもなくオーナーでした(笑)。
馬場の試合の審判やってるの,初めて見ましたよ……(´∀`;)
初めてなので,厳しく採点されるのか甘く採点されるのか,見当がつかない。

ここまできたら,もうごちゃごちゃ考えている暇はない。
停止。不動。敬礼。
オーナーが笑顔で頷いたのを確認して,速歩発進。
隅角を通り,斜め手前変換しながら歩度を伸ばす。蹄跡から歩幅を戻し,ここから三湾曲……

というところでまさかのボロ!

うそぉ!? 先週の練習と同じ箇所でボロするの!? Σ(´□`;) なにここ,きみのボロポイント!!?

先週停まられてしまった記憶が蘇り,焦って強めに脚を入れる。どうにか停止はしなかったものの常歩に落ち,速歩を発進し直す。

ひいぃぃ……確実に減点だよ今の!

気を取り直して三湾曲。
その後の常歩パートで,虫が気になるのか頭を振りまくる黒馬くん(進んではいる)。
こ,こんな,こんなんでいいのか!? 美しくないぞ!?

C地点からの駈歩発進。この前の常歩の時点でよく動いていて,反応がよさそうな気配があったので,C地点ギリギリで扶助を出し発進させる。20m輪乗り。そのまま直線で歩度を伸ばす。馬場に斜めに入って中央から速歩,蹄跡から常歩。手前を変えてもう一度。

最後のC地点からの速歩発進。
最後の半輪乗りの半円が綺麗に描けなかったけれど,停止ポイントまで何とか速歩継続。
停止。不動。敬礼。


演技を終えると拍手がきた。
たった一人,見守ってくれていた指導員さんが拍手してくれていた。
なんだか泣ける(´;ω;`)
全部あなたが教えてくださったことです(ノ_<。)


競技を終えての感想は,


もうちょっときっちりやりたかった!(>_<;)


もっと,もう少し……ちゃんとできたはず!
達成感よりも,やや悔しい思いが胸に残った。


馬場を出ると指導員さんがいて,「よくできてたね(^_^)」 と言ってくださった。
出来なかった点ばかり目についていたわたしは,失礼にも 「本当ですか?」 と聞き返してしまった。


指導員さん 「うん,ちゃんと動いていたよ。本番に強いのかな」


ああ……ダメだ,わたし。「素直に喜ぶ力」を失いつつある(泣)。
ここ,「わーい♪」って喜ぶところ!(´;ω;`)


黒馬くんを馬房に戻し,汗だくだったので着替えて筆記試験に臨む(過去問を中心に勉強していたので,試験内容が若干変更されていて焦る)。

その場で採点され,実技のジャッジシートをもらいながら,合格ラインに届いていることを知る。
わたしがあんまり喜んでいない顔をしているので,受付の人に「決して悪くない点だと思いますよ」と気を使われる。ごめんなさい,ただわたしの中の職人魂が騒いで(※小夏の先祖は代々職人をやっておりました),完成度に満足していないだけなんです。


ジャッジシートで特に「良い」と評価されていたのは,最初の隅角と,速歩の斜め手前変換での歩幅を伸ばすところと,駈歩発進と20mの輪乗り及び直線での歩幅を伸ばす箇所(左右どちらも)。
平均よりも下げられていたのは,ボロで止まりかけた部分。常歩になってしまった所があったために,得意だった三湾曲蛇乗りの評価が低かった(←今日一番のがっかりポイント)。


うん,でも,まあ,よかった! 全体的に出来てたんだよ! そんな気がする!
ジャッジシートにも「大体よくできてます」って書いてあった!(´∀`;)


筆記の試験を受けている間に雨はやみ,雲が切れて晴れ間が見えるようになっていた。
鮮やかな青色が広がり,気温が上がり,まぶしいくらいの夏空が姿を現す。
今年の長い長い梅雨が,ようやく明けるのだ。

じりじりと照りつける太陽光を避けながら,外の馬場で行われている障害馬術の試合を見ていた。
ローカルな試合は,「何でもあり」な感じがとても楽しい。鐙上げで障害を跳んだり(60㎝くらいなら行けるらしい),本当に,試合って「ゲーム」なんだな,楽しむためにやるものなんだなと思った。

馬場の採点の集計には時間がかかるのか,少し時間が経ってから順位の放送があった。
優勝は逃したかもしれないけれど,参加者も多くなかったし,あとはどこまで順位を上げられるかだなー……なんて思っていたら,わたしと黒馬くんは1位になっていた。
動揺して,次にやるべき行動が一瞬わからなくなったので,とりあえず馬房に行って黒馬くんに報告することにした。ほ,褒めてあげなきゃ! あと,「ありがと」って!
馬房に行き,


馬 「ぼく,頑張ったよ!(●´ω`●)」

小夏 「よくやったねぇぇぇ!!! (*´∇`*)」


みたいなことを期待していたのだけれど,お馬さんはちょうど昼ごはんを食べている最中で,対応はクールなものだった。もぐもぐしながらも,一応顔は上げてこちらを見てくれるのだけれど,


馬 「別に……おれ,やることやっただけなんで」


みたいな感じで,わたしがベタベタ触りながら褒めるような雰囲気ではなかった。

お馬さんの世界には,「合格」も「優勝」もないのね(^_^;)
「練習」と「本番」の違いもないのかも。
ただ,怒られずにお仕事を終わらせて,ごはんを食べて,綺麗な馬房で眠れれば,それで満足なのかな。ある意味では羨ましいとも言える。


晴れ渡る夏空の下で,表彰台に上る。
明るく澄んだ,夏空を切り取ったような色のリボンを受け取った。


ああ……ようやく,ようやくここまで来られた。2級の試験に受かる日が来るとは思わなかった。
まだまだ力不足だけれど,ちゃんと合格したから,周りの人に「馬に乗れます」って言ってもいいかな。


一区切りついたから,これで心置きなく治療に専念できる。


帰り際にフロントで,受付の人に 「回復したら,またいつでも来てくださいね。お待ちしてますので」 と声をかけられる。

初めてここへやって来た日のことを思い出した。
あのときは,まだ,「乗馬」と「自分の日常生活」には大きな隔たりがあって,少し緊張していた。


「はい! ぜひ,また」 と笑って答えて,その場を去る。


少しずつ緊張を解いて,「乗馬」と「自分」の距離を縮めていく中で,随分たくさんの思い出ができたと思った。




*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜


あ と が き


『馬々とりんごの日々』 は,ここで,第一幕が閉幕かな,という気がします。
これが物語で,わたしが作者なら,ひとまずここで筆を置くと思うからです。
初めて馬に触れて乗った日から,馬場2級の試験に合格するまで。
ここまでがきっと「第一幕」。

第二幕の開始がいつになるかはわかりませんが(できるだけ早く戻りたいとは思いますが),節目として,これまで関わってくださった方々に感謝していきたいと思います。


乗馬を始めるきっかけを与えてくださった知り合いの女性の方,ここまで教え導いてくださったインストラクターの方々,いつも感じよく接してくださるクラブの人たち,ブログやツイッターで応援してくださる大勢の方々,競技用のウェアやグローブやタイなどをお譲りくださった方,温かく見守ってくれている家族,審査をしてくださる先生方,乗せてくれるお馬さんたちと,そのお馬さんたちを世話してくださっている方々に,万感の思いを込めて。ありがとうございました。


   2019年7月 小夏

カット


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黒馬くんと赤いリボン(クロスバージャンプ)

2019年2月24日(日) 天気 晴れ

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ジムカーナが終わり,表彰台を降りると,間髪入れずに「クロスバージャンプに出場する選手は集まってください」とアナウンスが流れた。
続けて競技に出るのって,結構忙しい。

馬場の前に到着すると,すでに黒馬くんが待機していて,スタッフに「乗ってください」と急かされる。
馬に乗って馬場を見ると,経路を走行している人馬が見えた。

あれれ? 試合がもう始まっている。
皆もう下見したの? してないよね? だってついさっきジムカーナ終わったばっかりだもんね?

スタッフ 「次,出番ですからね。大丈夫ですか?」

えええ うそでしょ?Σ(´д`;) さっきチラッと経路表見ただけだよわたし。

小夏 「経路,まだちゃんと覚えてないかも……!(=゚ω゚=;)」

スタッフ 「じゃあここから前の人がやってるの見て覚えてください」

小夏 「は,はいΣ(゚д゚;)」


下見ないじゃん!(=゚ω゚=;)


マジか。
ていうか,さ

わたし今日この馬で一度も障害跳んでないばかりか,駈歩すらしてないよ?

さっきジムカーナでちょろっと動かしただけ。
実質練習時間,ゼロ。

しかも今日わたしが乗っているのは,いつもの慣れたチビ馬じゃない。
先週あきれるほど落馬未遂を繰り返した黒馬くんだ。

え,なに,これ。
どういうこと?
アドリブ力でも試されてるの?(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

そうこうしているうちに出番。
あっという間に馬場へ。

審判員に敬礼して,ベルが鳴って,指導員さんの指示でぐるっと回って駈歩を出す。

スタートを切って,タイム計測開始。

一つ目の障害に向かって,ジャンプ。
大きく回って,二つ目の障害ジャンプ。
続けて三つ目の障害もジャンプ。

いつも練習しているのとまったく同じ。
速度が遅めなことには気づいていて,もう少し加速したかったのだけれど,速歩にならないように駈歩を維持するだけで精一杯。焦って何回か鞭を使う(ごめんよ黒馬くん……)。

大回りして四つ目の障害ジャンプ。
二番目の障害に今度は逆側から入り,五つ目の障害ジャンプ。

8の字を描くように斜めに馬場に入り,六つ目の障害ジャンプ。
ちなみにこの六つ目の障害の近くに似た角度の障害(このクロスバーの試合では使わない)が設置されており,一瞬「どっち!?(゚∀゚;)」と思ったものの,幸い障害の下の角に「6」と書かれた番号札が置いてあったので,間違わずに済んだ。

このあたりから,なんかもうこの状況が面白くなってきて,笑いながら馬を走らせていた。
後で撮影された写真を見たら,「自分こんなにニヤニヤしながら馬乗ってたのか」と愕然とするほど真剣みのない表情で写っていた。

そして最後は直線。
七つ目の障害と,続いて最終障害,八つ目の障害をジャンプ。

どうにかこうにか試合は終了。

できがよくなかったことは知っている。
ああ,もうちょっとスムーズに走らせて,もうちょっときれいに跳びたかったと思った。
馬場にいた指導員さんも「あーあ(^∀^;)」みたいな顔をして笑っていた。


ただね,駈歩がったがた で,踏み切りぐっだぐだ だったんだけど,

なんか馬がいい具合に跳んでくれたんで,障害物の落下も拒止もなく,
加えて,
たまたま基準タイムに近かった がために,

2位入賞となりました。
う,運だけはいいんだ,わたし!(*´∇`*;)

ちなみに3位の選手も減点ゼロで,タイムはわたしよりも速かったので,スピード勝負ならわたしは3位になっていました。

運だよ……自分の実力だって気が全然しないもん。
あるいは,このお馬さんが勝手にやってくれたような気がしてならない。
でも,まあ,クロスの高さが練習のときよりも低かったので,落馬や落馬未遂がなかったことだけはよかったと思うし,自分を褒めてあげたいよ。

指導員さんは 「あとちょっと速ければ1位だったんだけどなー」と惜しがってくださった。

うん,わたしも,走らせながら,あとちょっと速度上げたい気持ちはあった。
まだまだ修行が足りないね(´∀`;)


というわけで,また懲りずに表彰台に上がる(笑)。

競技を終えた黒馬くんにブラシをかけて馬着を着せて,裏掘りして馬房に戻そうとしたところで,指導員さんから「表彰式行って来て!」と声をかけられ,またダッシュで表彰台に向かう。

今度は2位なので,赤いリボン。

IMG_89tady
「青(1位)」「赤(2位)」「黄(3位)」と3色コンプリートしたよ!(☆゚∀゚)

ちょっと嬉しいぞこれ(●´ω`●)♪

オーナーに「すごいですね! 初めてなのに」と褒められ,照れくささでいっぱいになる。
いやぁ,まあ,馬が,ちょっと,ね(´∀`;) やってくれたっていうか……ね。

表彰式の後に,馬房に戻された黒馬くんに会いに行く。
「ありがとね」と声をかけて,お礼のりんごをあげる。
黒馬くんはペロリとそのりんごを食べてしまった。

それにしても,黒い艶毛と赤い光沢のあるリボンって似合うなぁ。
きみと出場した競技でこのリボンがもらえてよかったよ(*´∀`*)
今日は1日ありがとう。


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子どもたちと黄色いリボン(ジムカーナ)

2019年2月24日(日) 天気 晴れ

DSC_0914

晴れて寒さもやわらいだ本日,クラブ内競技会開催ですヾ(=^▽^=)ノ

全部の種目を,「とりあえず1回やってみよう♪」という意気込みで参加してきました。
何でも経験が大事さ! たぶん!

というわけで,本日の参加種目は障害を跳ばないジムカーナと,一番低い障害飛越であるクロスバージャンプの2種目。ジャンピングの試合は今回が初めてなので,どうなることやら見当もつかない。

うん,でも,やったことがないことをやってみるって,大事だよね!
わくわくするよ!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)♪


クラブに到着し,出番表を確認して,そこで今日の相棒が先週のレッスンで落馬未遂しまくりだった黒馬くんだと知り,動揺する(((( ;゚д゚)))あわわわ どうするの,今日は落ちていられないよ?

このときの感覚って,不安や恐怖ともちょっと違う。
本気でこの黒馬くんと出場するのが嫌なら,指導員さんにそう言って違う馬に替えてもらうこともできるのだけれど,何となく,それはしたくないような気がした。
「大丈夫かな(´・ω・`)」って,心細い気持ちはあるのだけれど,何というか,「来たものをそのまま受け入れたい」 感覚を持ったのだ。

どんなものがやって来ても,すべて平常心で受け止めて,淡々とやるべきことをやっていくって,理想の姿だなって。
「この馬ヤダ,あの馬がいい(>_<)」とか,駄々をこねずにさ。
そうできたらカッコいい。


さて,最初に行われるのはジムカーナ競技。
6個の横木(と,一箇所通路?みたくなっている所)を速歩で通過していく競技だ。

事前に「歩様は何でもいい」とか「駈歩したらペナルティだ」とか「基準タイムがある」とか,色々情報が錯綜していて,正直なところルールをきちんと理解しないまま競技に挑んでしまった。
(※実際には走行タイムで競う競技で,駈歩はしてもいいけど横木を駈歩で通過したらペナルティというルールでした)

出場者はたくさんいたのだけれど,わたし以外は全員子どもだった。
それも小学校低学年以下(と思われる)小さな子どもたち。

子どもらに囲まれながら思った。

これ,もしかして,わたしが本気で勝ちを取りに行ったら,ものすごい大人げなくない?(=゚ω゚=;)

いや,でも……ここで手を抜いても「ジュニアなめてるのか」ってなるよね?


一瞬迷いましたが,何も考えずに「普通に」やることにしました。(´∀`;)
大丈夫! 小さな子どもだって,上手い子は上手い!


開始前の練習でね,先生が小さな子どもたち引き連れて,経路回るのよ。
わたしも一緒に回ったのだけれど,なんだか,ひよこの群れと歩いているみたいな気分になりました(笑)。
ピヨピヨピヨピヨしてて可愛いのね(´∀`*)
ちょうどわたしの胸の高さに頭がくるので,撫でやすくて撫でたい衝動にかられたのだけれど,怖がられても困るので我慢することにした(´- `*)笑

小さい子どもの可愛さって,動物の可愛さに通じるものがあるので,動物好きな人はたぶん子どもも好きだと思うよ。
世話は毎日しなきゃならないし,思うようにならなくて手を焼いたりもするけれど,それでも可愛いと思えて,大事にしたいと思う気持ちが持てるなら,動物も子どもも,まあ何とか育てられるんじゃないかな。


わたしが乗るお馬さんは,他にも乗る子どもたちがいるので,その子たちが試合前に馬場で順番に乗って練習していた。わたしの練習は一番最後。
ようやくお馬がわたしのところへ回ってきて,乗ったところで,試合開始のアナウンス。
一番目の出場者が走行を始める。


あの……わたし,練習してない……(´∀`;)笑


なんだろう……わたしの練習時間って最初から取られてなかったのかな。
スタッフは誰も疑問を抱いていないようだ。
これはわたしが大人であるが故のハンデなのか?

まあいいや。
とにかくやろう。

経路は横木通過などが少しあるだけで難しくはないし,全行程軽速歩でいいそうなので,まあ,普通にやろう,と,落ち着いて挑む。

普通に,普通に。
お馬さんは動くし,行きたい場所にも行ける。
それだけでいい。

思えば,乗馬を始めたばかりの頃は,この「普通に」ができなかった。
この黒馬くんも,ぼこぼこ蹴っても,ちっとも動かなかった。
頑張って速歩にしても,すぐに動きを止めてしまって,途方に暮れたりしていた。

これができるようになっただけ,上達したよね?


競技を終えて馬場を出ると,先に競技を終えた男の子がやってきて「基準タイムだったら(小夏さんが)1位だったのにー」と教えてくれた。後で確認すると,確かに出場者の中で一番基準タイム(45秒)に近いのは自分だったのだけれど,残念ながらこの競技は走行タイム順で順位が決まる競技で,もうすでにわたしより速いタイムの人馬がいた。


【今日の教訓】
競技のルールは事前にきちんと確認しよう!



そして男の子は「はい,どうぞ♪」と馬のおやつをわたしにくれた。
お礼を言って黒馬くんにおやつをあげる。
なんていい子なんだ(*´∇`*)

その後も競技は長く続いた。
経験の浅い子どもたちは,先生に馬を引いてもらってコースを走るという,本当に「発表会」みたいな競技だったので(親たちが喜んで写真や動画を撮りながら見守っている),競技内容の割には時間がかかるのだ。

出場者が多い上に,一人当たりの時間が結構かかっているので,これは終了までしばらくかかりそうだと思い,馬を次の子に渡した後は洗い場や通路のボロ拾いなんかをしてウロウロしていた。油断していたら,いつの間にか競技が終了していて,しかも3位に入賞していたので(子どもを差し置いてすみません),表彰式のためにわたしが探されていて,慌てて表彰台まで走って行った。

前回の大会に引き続き,表彰台に上る。
今度は3位。黄色いリボンを授与される。

ジムカーナの思い出は,ひよこみたいな大勢の子どもたちのイメージと共に記憶に残ることになりました。(●´ω`●)

【クロスバージャンプに続く】

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曇り空とブルーリボン(馬場3級試験)

2018年12月23日(日) 天気 くもり のち 雨

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全国乗馬倶楽部振興協会 技能認定審査「馬場3級」 受験してきました。
試験は,クラブが開催する競技会を兼ねて行われます。


出場が朝一番のため,仕事の日よりも早起きして,寒い中車を走らせる。

あっさりやってきた試験当日。
変に緊張したりすることもなく,心は静かだった。


前回のレッスンまでは,毎日昼休みと帰宅後にテキストを読んでブログにまとめて,上手い人の動画を見て頭に焼き付けて,柔軟体操して,自分が3級経路を通っているイメージを思い描いて……とガツガツやっていたのだけれど,この一週間は,正直,ほぼ何もしていない。


違うんだよ……。
乗馬って,何と言うか,そういうんじゃないような気がするんだよ。
「ガツガツ自分を追い込めば結果が出る」とか,そういうスポーツじゃないような気がするのだ。


というわけで,最後の一週間は,追い込みの勉強や動画を見たりすることもなく,ひたすら心身のコンディションを整えることに専念していた。


やっぱり自分が良い状態でいることが一番いいよね(*´ω`*)♪


会場に到着すると,想像以上に多くの人で混み合っていて,びっくりした。
クラブ内競技会みたいな気分で来たけれど,後半には日馬連の公認競技もあるのだ。

今までこういう競技会って,観客席から見ているばかりだったけれど,今日はわたしも参加するのかぁ。(*´∇`*)


……あれ? もしかして,今日がわたしの競技会デビュー?Σ(・ω・ )


会場に到着してから気づく鈍い女,小夏。


さあ頑張ろうね栗毛くん♪
スタッフや学生が忙しく動き回る中,厩舎に馬を迎えに行くと,栗毛くんの馬房が空になっていた。馬房の前で困惑していると,スタッフから声をかけらた。

「小夏さん,アパルーサでエントリーされてます! 出してきてください!」


Σ(゚д゚;))))え!!!???


え……え,だって先週,栗毛くんだって話聞いて……え?

(※ 小夏は使う馬を特に指定せず指導員さんにお任せにしていた為にこのような事態が発生しています。)

慌てて壁に張り出された紙を確認しに行くと,確かにわたしの相方はアパルーサちゃんになっている。


えええええ……(=゚ω゚=;)


若干混乱しながらも,アパルーサちゃんをひっぱり出してきて馬装を開始する。
お馬のほうはいつも通り落ち着いていた。

なんか,そういうことになったらしいわ。急だけどよろしくね(´∀`;)
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馬 「いよいよ……だな」(決戦の日)

_20181224_123220
馬 「おれについてこられるか?」

これも運命! 頑張るよ!

朝一番の出場なので,すぐにインドアで軽くフラットワーク。
他にも練習で使う人馬がいるため,馬場をいっぱいに使って経路練習したりはしない。
10~15分くらいだけれど,一応インストラクターさんがついてくれる(ありがたい!)。
わたしは駈歩の巻き乗りや半巻きの復習をしたほうがいいのではと思ったけれど,やったのはほぼ「常歩」と「軽速歩」と「速歩」。最後の頃に駈歩の輪乗り。

「当日はあんまり練習している時間ないですよ」と,いつもの指導員さんに聞いていたけれど,もう本当に準備運動程度。馬も先週の馬とは違うし,「ぶっつけ本番感」がすごい。

インストラクターさんが様子見のために外に行った隙に(「常歩しててください」と言われていた)「速歩から停止」と「駈歩での巻き乗り」の練習を勝手に行っていたら,戻ってきて見つかった際に注意を受けた。

インストラクターさん 「あんまり動かし過ぎると本番に使えなくなっちゃいますよ!」

あ,そういうものなんだ……(=゚ω゚=;)

インストラクターさん 「不安なのはわかりますけど,温存しないと(´・ω・`)」

そっか。馬って生き物だものね(; -д-)ノ 反省。


会場は競技会特有のざわめきに満ちていて,人々の声や作業の音のほかにアナウンスが入る。
流れている音楽はクリスマスソングのような気がするけれど,もはやBGMに聞き入っている余裕はない。
「選手の皆さんは準備してください」みたいな放送が流れ,インドアを出てドレッサージュ馬場へ向かう。
このとき初めて「ああ,わたしって選手なんだ」と自覚した。

そう,いつの間にやら「観客」から「選手」へと変化していたのだ。

わたしの出番は馬場馬術競技の最後だった。
別のクラブなどからやってきた人馬が先に演技を行う。
審判員も外部からやってきた人なので面識はなく,失敗したら「いつもはできてるからよしとしようか」みたいな採点はしてもらえないのだと悟る。

雲っていて寒い日だった。
雨か雪が降り出しそう。
終わるまでもってくれるといいなぁと,鞍上から空を見上げる。

出番までドレッサージュ馬場の前の少し広くなっている場所で待機となったのだけれど,馬に乗った状態のまま直立不動ではいられず,馬が飽きているのを感じとって,うろうろと馬場の周囲を動き回ることにした。

時間あるし,散歩でもしようか(´- `*)♪

馬場前のスペースは次の出場者が準備のために使うので,もっと出番が後の人馬は隅の方にいるしかないのだ。

馬場の周囲を馬で散歩していたら,審判員の背後にまで回ってしまいスタッフに注意を受ける。


スタッフ 「こっち来ちゃダメです!(゚д゚;) 向こうで待っててください!」


すみませんでした(´∀`;)


馬場前スペースへ戻り,隅で待機。
出番まで大人しくしていよう。

ところが,アパルーサちゃんは足元の冬でも青さを保っている草を発見し,食べようと試み始めた。
何度も首を下げるので,その度に「ダメだよ!(´д`;)」と手綱を引いていたのだけれど,食事を邪魔され続けたアパルーサちゃんはイライラしてきて,頭を振って動き回り始めた。わたしはその動きを止めようと必死になる。


大事な試合の最中なのに,隅のほうで無言でケンカしている人馬が一組。


しまいには,アパルーサちゃんは遊歩道のほうにまで出てしまい,焦ったスタッフ数名が集まってきて「戻って戻って!」と指示を受ける。


スタッフ 「草食べさせててもいいですから,ここにいてください(´・ω・`;)」

小夏 「はい……(TдT)」


試合直前に,まさかのもぐもぐタイム。


ひいぃ……白い口が緑色になっちゃってるし!(´д`;)

そこへいつもの指導員さんがやってきて,ようやくわたしの準備運動開始の時間。
「ほら仕事だよ!」と顔を上げさせると,もぐもぐしている口の端から長い草が飛び出ていた。焦って手を伸ばし,その草を取り除く。
ちょっとわたし試験なんだよこれ(泣)。写真だって撮られるんだから,頼むよ。

そして本日2度目の準備運動。
今回は直前なので5分程度しか動かせない。

軽速歩で輪乗り(左右両方の手前で)。
駈歩で輪乗り(左右両方の手前で)。

あんなにワガママ許してしまった後で大丈夫なのかと思ったけれど,アパルーサちゃんは元気に動いてくれた。草を食べて満足したのかね?(´∀` ;)

結局,わたしは他の出場者の演技をほとんど見ないまま自分の出番となった。

どう合図を受けたのか覚えていないのだけれど,開始だということがわかったので,練習通り速歩で巻き乗りをして中央線から馬場にイン。X地点で停止,そして敬礼。
アパルーサちゃんは速歩から停止がきれいにできないのが悩みだったのだけれど,このときは何故かピタッと止まってくれた。

敬礼から顔を上げると審判員と目があった。

小夏 「……」

あれ? 敬礼したら「確認したよ」って意味でベルが鳴るとか聞いてたけど,鳴らす気配がないぞ?
え? 発進していいの? するよ?

いつまでも停止していられないので,速歩発進。


この後の流れはね,もう,一言で言えば,
一瞬で過ぎ去った」。



何かを考えてはいなかった。現象は眺めていて,何かを感じたりもしているのだけれど,少なくとも,言語で思考してはいなかった。
ものすごい速さですべての運動が過ぎていって,気づいたら終了していた。
演技終了後に拍手が来て,我に返った感じ。

それでもまあ,記憶にある限りで振り返ってみる。
速歩で蹄跡に入り,軽速歩で歩度を伸ばしながら斜めに手前変換。
2回目の斜めの部分で歩度が伸びきらなかった模様(頑張ったんだけどなぁ)。
地上横木通過は問題なし。
C地点からの駈歩発進。ちょっと手前で発進してしまった。これは自分で気づいた。
駈歩での巻き乗りと半巻きは,予想に反して失速することもなく,どちらの手前でもきれいにできたようで,合格点ゲット。
ただ,右手前の駈歩発進はよかったのに,左手前の駈歩の発進はいまいちで,6点もらえず。
最後の駈歩から速歩への移行。これも心配していたし練習では上手くいかなかったのに,何故かスッと速歩になってくれた。
中央線に入り,停止(これもピタッと止まった!),敬礼。

細かい点は色々あるけれど,大きなミスはしなかったので,敬礼後に手綱を伸ばしてお馬さんを愛撫。
わーい♪ 実力は出し切った感じがするよ(*´∇`*)♪
(安心したのか脱力して,後で「審査は終わっても馬場出るまでは緊張感保ってなさい」と指導員さんに注意された。)

馬場を出ると待機していた指導員さんが寄ってきて「今までで一番よかったよ」と笑ってくれた。
お世話になった人が喜んでくれるのは嬉しいな(●´ω`●)

馬から降り,手入れをして(アパルーサちゃんはこの後障害の試合でも使われるため,鞍と頭絡だけ外して馬着を着せ,馬房には戻さなかった),お礼のりんごをあげる。

ついでに厩舎に行き,今年1年お世話になった馬たちにりんごを1個ずつ配り歩いた。
やんちゃなチビ馬くんとか,黒馬くんとか,きみたちにも色々お世話になったね。
ありがとうの気持ちを込めて,クリスマスプレゼント(o^∇^o)ノ☆

DSC_0809

この後クラブハウスで筆記の試験を受けて(アホなので1問間違えた),汗をかいていたので着替えて,結果が出るまで障害馬術の試合観戦。

うぅ~寒い!(>_<)

お昼の時点で,馬場3級の試験にはぎりぎり合格していることが判明した。
採点表のコピーをもらったので,クラブハウスでお昼を食べながら眺めていたのだけれど,ほんとにぎりぎりな点数で,今までで一番良い演技でこの点数って,今日じゃなきゃ受かってなかったんじゃないの……?(´д`;) なんて青ざめた。

わたし本当に大丈夫なのかなぁと,あまりにも自分の合格を疑っていたので,受付の人に「本当にダメなら落とされるので,自信持っていいですよ」と励まされる。

そうだよね,疑ったら審査員にも失礼だよね。
うん。受かったんだよ。大丈夫だよ。

その後クラブハウスでまったりしていると(外で試合は続いている),今日の競技会の結果の中間報告がアナウンスされ始めた。その放送で馬場馬術の部で自分とアパルーサが1位になっていることを知り,びっくり。慌てて壁に張り出された結果を確認しに行く。

あわわΣ(=゚ω゚=;) 1位になっちゃったよ! 
4人馬しか出場してなかったけど,最初の大会で優勝っていいのかな。
とりあえず表彰式あるから最後までいなきゃ。

この後の時間は,なんだかやけに長く感じたなぁ。
暇なので外に出て試合を見ているのだけれど,寒さで頭痛がしてきてクラブハウスに引っ込み,温まったところでまた外に出て……というのを繰り返していた。
途中から雨も降り出し,冷たく馬場を濡らしていく。

うぅ……ブルーリボン……ブルーリボンをもらうまでは帰らずにここにいるんだぁ(>_<;)!


【参考】
馬術大会入賞の際にもらえるリボンの色

優勝 青(ブルーリボン)
2位 赤
3位 黄色
4位 白
5位 ピンク
6位 緑



結局,全体の試合は予定を大幅に超過した時間で終了。
雲っていたこともあり,辺りはすでに暗かった。


そして表彰式。


本当に,わたし,表彰台の一番高い所に立っちゃったのよ。
青いリボン貰っちゃったのよ。
記念撮影して,マイク握ってコメントなんてしちゃったのよ。


内容はそんなたいしたものではないのかもしれないけれど,このリボンは,お馬さんと先生たちがくださったのだ。それがありがたくて,素直に嬉しかった。
2018年,最後の最後に,こんな出来事があるなんて嬉しいな。

雨が降る中,指導員さんにお礼を言い,帰路に着く。
ありがとうございます。わたし一人ではここまで来られなかった。
アパルーサちゃんは,今頃馬房で休んでいるのかな。


指導員さんや先輩の会員さんから,「次はぜひ障害で!」とお話をいただいたので,いつか障害でも試合に出られるようになるといいな。

ずっと曇っていたけれど,最高に面白い1日でした。


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たまにはこんな休日も

2018年3月18日(日) 天気 晴れ
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前日は遠方に住む従妹の結婚式。
桜の開花宣言の日に挙式。
新郎も新婦も入場してくる前から何故か泣けてきて,ああ,なんかもう,こういうの感動するなぁと,式の間中幾度も涙ぐむ。
なんで泣けるんだろう。卒業式とか,そういうのみたいに,人生の節目だからかな。

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

さて,先週末は休日出勤で,昨日は前述のとおり別の用事があったので,ようやく休みらしい休みがやってきた今日。
いつもの乗馬クラブでは馬術競技会が行われているため,レッスンはお休み。

遅く起きて,さあ,どうしようかなと考える。
春らしく,穏やかに明るい,晴れた日だった。

とりあず気になっていたことを片付けてしまおうと,古くなったタオルや靴下や下着類を処分する。
春物のスーツも買いに行きたい。
冬物のコートやスカートもクリーニングに出しに行かないと。

色々やることを考えながら,車を走らせ,馬術の試合を見に行く。
レッスンはできないけど,ちょっと馬の姿だけ見ていこう。(^∀^)

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

昼過ぎに到着したので,すでに障害の高さは120㎝を越えた上級者の試合に突入していた。
いつものとおりコースが作られ,正装した人馬が待機している。
下見のために選手たちが馬場を歩いていた。

【気づいたことなど】


「下見」って,本当に自分の足の歩幅で距離みて何か考えてるのかな。今のわたしにはその感覚が全然わからんよ(´・ω・`)。今やれって言われたら,たぶん,飛ぶ障害の順番だけ確認して,あとは,「ここ距離長いなー」「こことここの間は短いなー」くらいしか,思えない……。(≡ω≡;)


試合を見ていたら,この前乗ったおじいちゃん馬のようにバーッと行ってしまう馬がいたのだけれど(見た感じ結構な割合でこういう馬が出場しているような気がする),さすがに上級者は加速されて跳ばれたくらいでは落馬したりしない。いや,むしろ,確かにバランスさえ取れていれば,パッと跳んでくれる馬のほうがやりやすそうに見える……!(=゚ω゚=;)


障害前で騎手が身体を後ろに倒したり,馬が顔を上げてちょっと嫌がるように首軽く振ったりする動作,以前は「何だろうあれ?」と思っていたのが,今やっと,「あ,これ減速してるんだ」とわかるようになった。(手綱引いたときに馬の顔が上がるみたい。)
わかる,わかるよ……! わたしも減速しようとして,やってみたことあるもの!


跳ぶ瞬間に人間の体勢がどうなっているのか見ようと,目で追い続けていたのだけれど,上手な人って無駄な動きがないから本当に動きが小さくて,ちょこっと動いただけで楽に跳んでいるように見える。

はあぁ~……(;´Д`)これが,できれば……苦労はないのに……。


余談だけれど,試合中,どこかのコーチの口出しが激しくて(怒声に近い),観客のわたしがビクビクしていました。レッスンじゃなくて試合なんだから,もう,いいじゃん……(´;ω;`)。失敗したって騎手の責任だよ・゚・(ノД`;)・゚・(←自分が怒られたわけでもないのにちょっと泣きそう)


*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

競技会は最後まで観戦せずに抜け出して,次の用事へ向かう。
あとでツイッターなどを見ていて知ったのだけれど,今週末は色々なところで馬術の試合が行われていた模様。
これから陽気のいい季節だし,馬術界はここからが本格始動なのかな。

今日は馬には乗らなかったけれど,たまにはこんな休日も,なかなか良いものです。(●´ω`●)


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馬術の試合を見に行く

2017年12月10日(日) 天気 晴れ

馬術の試合を見に行ってきました♪ 今年3回目です(*´∇`*)
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「ホースショー」「競技会」「大会」「試合」……色々な名称が使われますが,内容はほぼ同じのようです。要は,馬術の腕を競う場ですね (=゚ω゚)人(゚ω゚=)☆

友人3人を連れて見学に行ったのですが,どうも皆途中で飽きてしまったようで(;´Д`),お昼にレストランに行ったついでにカラオケに送り届け,午後は一人で観戦していました。

馬術って,見るにしてもやるにしても興味のある人口が少なくて,何だかわたしは単独行動になりがちですよ……(ノд・。) グスン


というわけで,午後は一人でひたすら観戦!(*^・ェ・)ノ
障害飛越の競技が行われていました。

何か少しでも得られるものがあればと思い,寒い中途切れそうになる集中力をフル稼働して,競技の合間の馬場整備やコース作りまで見続けていました。


【見ていて気付いたこと&気になったこと】

・馬場を平らにならすための農業用の牽引車みたいな機械は何て名前なんだろう? (ちょっと運転してみたいとか思いました・笑)

・障害の両サイドには赤と白の小さい旗が差してあるのだけれど,コースに寄っては左右入れ替えられていました。入れ替えられると逆から跳んでくるので,たぶん,赤が右で白が左の目印なんだと思います。

・競技前に行われるコースの下見。談笑しながら散歩でもするようにコースを進む選手たちに余裕を感じました(ふざけているわけではなく彼らはとても上手でした。下見のときって,どういうことを考えているのでしょう?)。

・競技前には審査員(?)に向かって敬礼。カッコいい!(☆゚∀゚)

・ベル(ブザー?)が鳴ってからスタートまで40秒くらい猶予があるみたい(モニターに秒数が表示されていました)。

・スタートとゴールにはセンサーが設置されているようで,そこを通るとタイムのカウントが始まったり止まったりしていました。

・踏み切りの位置を間違うと,馬の動きが一瞬詰まって上に立ち上がる感じになって跳ぶので,見ていて恐かったです(ナポレオンのポーズとかできそうな感じなんだもん)。

・お馬さんの肢に障害が引っ掛かるのは,ジャンプで描く弧の最後に障害がかかってしまうから? 最初に前肢に引っ掛かることもある?(速いし遠いのでわからない時がある)

・スピード感を持ってスムーズに障害飛越をしている選手に羨望のまなざし(*゚∀゚).。゚+.
これだけできたら楽しいだろうな~(*´ェ`*)イイナー

・2反抗で失権と聞いていましたが,今日は3反抗で失権でした。どうもローカルルールらしいです。

・落馬による救急車出動を初めて目の当たりにしました。騎手の無事を祈るばかりです。

・障害前で騎乗馬が急旋回しても,そう簡単には落ちない騎手に驚愕。

・スピードを保ったまま小回りするのってやっぱり大変なんだなーと思いました。(たいてい膨らむ。)

・すごい上手な中学生や高校生が出場していて,見ていて「頼もしいなー」と感嘆のため息。

・これはもしかしたら,ただの観客でいるよりもスタッフとして参加してたほうが楽しいかもしれないと,ちょっと思いました。

・競技を実況中継するオーナーのトークが面白すぎて,わたしが選手だったら競技中に笑いが込み上げてきてひどいことになるんじゃないかと思いました。皆……メンタル強い(笑)。

・乗ったことのあるお馬さんが出場していると妙に嬉しくなりました(●´ω`●)♪

・乗馬クラブでよく見かけるけれど名前を知らなかった人々の顔と名前が一致しました。

などなどなど……

【要約】
見ごたえがあって面白かったです .。゚+.(・∀・)゚+.゚



数時間集中力が持続しているわけでもなく,ぼーっと眺めているだけの時もあったのですが,

馬って,跳ぶ時こんな感じなんだ……人間はこんな動きしてるんだ……。

というのを浴びるほど見られたので,割と幸せな時間でした。


お馬さんは,やっぱり綺麗に跳ぶときはすごく無理のない感じで跳んでいる。

上手な人って本当に上手なので,これ,全力で目に焼き付けたら,この動きを自分の身体で再現できる能力が備わっていればいいのに.。゚+.(。・ω・)゚+.゚ と切実に思いました。

皆,すいすい軽く跳んでいるように見えるので,うっかり 「こんな感じでやったらわたしもできるんじゃない!? .。゚+.(・∀・)゚+.゚」 なんて思ってしまうのですが,実際にやってみようとすると,また勝手が違うんだろうなと思います。

自分が実際に障害を跳んでみて,何も考えず,練習もせずにこんな風にはならないのだと知っているので,ひたすら「すごいなー」と思って見ていました。
また見に行きたいです(^∀^)ノ♪
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写真加工してみたら,ちょっとカッコいい感じになりました(●´ω`●)♪


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