馬々とりんごの日々

UMAUMA TO RINGO NO HIBI 初心者の乗馬日記です。 記録のために書いています。 これから乗馬を始められる方の参考になれば幸いです。

まとめ

221~240鞍のまとめ&感想

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221鞍~240鞍

期間 : 2020年 6月~2020年 10月

騎乗した馬 : 5頭

教えてくれた人 : 2人

新しくやったこと :段違いオクサー。60㎝ジャンプの試合に出場する。

感想 : コロナ自粛明けからの,本格的な復帰の時期でした。

一日一鞍の練習が多かったので,梅雨時から真夏,涼しくなった秋まで,この20鞍の練習をこなすのに長期間かかりました。

特筆すべきことは,ようやくようやく60㎝の試合に出場したことです。
60㎝の障害自体は,もう何年も前から跳んでいたのですが,外の広い馬場で,その日の朝に発表された経路を練習なしで走行するという本試合に挑んだのは初めてです。
自粛明けからは一度も乗っていない馬で突然本番に挑むという無茶をして,しかも待機馬場ではまったく動かず絶望感まで味わいましたが,ベテランの馬が空気を読んで落とさず跳んでくれたので,めちゃくちゃ遅いタイムではありましたが4位入賞を果たしました(前日のクロスバージャンプの試合では同じ馬で優勝しました)。

この経験を通して,自分の中で,馬に対する感覚が少し変わったように思います。


「馬はパートナー」という言葉を,よく聞きます。
でも,これまでわたしは,言葉としては知っていても,実際の感覚としてそれを理解できていなかったのだと思います。
「パートナー」って,どういうことなんだろうって。


以前,『三本木農業高校、馬術部 ~盲目の馬と少女の実話~』という映画を観たのですが,その映画の中で,顧問の先生が 「馬はペットじゃねぇ!」 と叫んだのが,すごいショックだったんです。


ペットじゃない!?
ペットじゃないとは,どういうこと?

馬って何?
人間にとって,何?
パートナーって???

もう,大混乱。
はっきりとした答えが出ないまま,馬に乗り続け,長い時間が経過しました。
技術的なことは別として,気持ちの上ではどういうスタンスで馬に関わればいいのか,いつもどこか自信がありませんでした。

ペットを可愛がるようにベタベタと甘やかすのは違う。
「自分より下の存在なのだから」と見下して使役するのも違う。
「下手なわたしなんかを乗せてくださって」とへりくだるのも違う。

パートナーって?
対等な関係って?
?????




今回の試合に出場して,わたしは生まれて初めて,馬に対して「怒り」を覚えたことにびっくりしました。
自分より前に出場していた子どもたちを乗せているときに,本当はできるのに明らかに舐めてかかって力を発揮していなかったから。
乗り手の技術の問題と言ってしまえばそれまでなのだけれど,馬に対しては「本当はできるのに何やってるんだ!」って,怒りが湧きました。

これまで,わたしは練習中に馬がわがままをしたときも,急な動きをして落とされたときも,思い通りに動かせなかったときも,怒りを感じたことは一度もありませんでした。
でも,このときは軽い怒りを感じたのです。
「お前は悪いヤツだから罰してやる」とか,そういう類の怒りではなく(どんな場合にも「痛めつけてやろう」という気は起きません),「力を発揮しないなんてわたしは許さない」という,そういう怒り。

だってわたしは,あなたが本当はできる馬だってことを知っている。

そういう気持ちで乗り替わったところ,急にシャキシャキと動き出して,その日のクロスバーの試合は優勝することができました。

翌日の60㎝の試合のときも,待機馬場でまったく動かなかったのですが(馬にも色々事情があったようですが 笑),出場直前に思ったことは「お願いね!」「できるよね!?」といったことでした。


ああ,もしかすると,これが,「対等なパートナー」というものなのかなと,このとき思いました。
相手の力を信じて,「お願いね」「頑張ろうね」と,横に並んで肩をたたく感じ。

ご機嫌うかがいなんてしないし,自分の気分で痛めつけたり理不尽な扱いをしたりもしない。
対等な関係で一緒に行うことだから,どんな結果になっても,どっちかが悪いわけじゃない。

そんな世界を,一瞬,垣間見ることができたような気がします。


指導員さんは「100回の練習よりも1回の本番」と言っていましたが,確かに,こういうことは,実際に本番に挑んでみなければ味わえない感覚だと思います。

日々の練習はゆっくりと進んでいて,定期的に自信を失ったり,馬との関わり方がわからなくなったりしていますが,こんな風に,あるとき何かが繋がり,新たな世界を垣間見ることができるのは,幸せなことだと思いました。

成長と気付きの機会を与えてくださった馬とクラブと指導員さんに,心よりの感謝を申し上げます。


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ドア

201~220鞍のまとめ&感想

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201鞍~220鞍

期間 : 2020年 1月~2020年 6月

騎乗した馬 : 5頭

教えてくれた人 : 2人

新しくやったこと :部班レッスン。外の広い競技場でクロスバー障害の試合に出場する。

感想 : この期間は,全世界的に未曾有の事態に陥っていました。

2020年1月,中国のあたりで新型コロナウイルス感染症が広まっているというような話を初めて耳にします。このときはまだ,そこまで深刻にとらえておらず,すぐに危機は去るだろうと考えていました。「2020年は何をやろうかな」とか「夏には東京オリンピックだな」と,楽しい予定を手帳に書き込んだりしていました。
乗馬は障害飛越を中心に,70~80㎝に挑戦したり,広いアリーナで歩数を調整する練習をしたり,試合の際の下見の仕方を教えていただいたりと,実戦を視野に入れたレッスンが多かったです。

2月,コロナ騒ぎは収まらず,それでも,きっと自分たちの住んでいる地域には特に影響はないだろうと考えて,乗馬の練習などに精を出していました。お茶会を開いて人に会ったり,競技会で配布できればと思って馬術冊子の作成に着手し始めたのもこの頃です。暖冬で,ほとんど雪が降りませんでした。
レッスンでは研修か何かで来ている大学生の馬術部員さんたちに混ざって初めて部班レッスンを受け,とても楽しかったです。

3月,全国の学校が突如休校になったり,有名人がコロナで亡くなったりして,「ちょっとマズイんじゃないの,このウイルス……」と恐怖を覚え始めました。東京オリンピックが開催できるかどうか議論が起こり,結局この時点で「延期」ということになってしまいます。馬場馬術の決勝のチケットが当たっていたわたしは落胆しましたが,この状況じゃ仕方ないなと納得します。
マスクや,何故かトイレットペーパーが店頭から消え,日本中がこの感染症に対して強い危機感を抱いて行動し始めます。欧州では日本よりも被害が大きく,ロックダウンなどの厳しい措置が取られていました。

まだ馬術競技会はギリギリ開催されていたので,地元馬術連盟が主催するホースショーに出場して,クロスバージャンプで6位入賞を果たします。広い馬場を走り回って障害を跳んだ経験がほとんどないのでドキドキしましたが,落下も反抗も落馬も経路違反もなくゴールできたことが嬉しかったです。パートナーになってくれた黒馬くんに感謝。

4月,クラブの先生や他のお客さんと馬に乗って桜を見に行くお花見外乗をしたのを最後に,新型コロナウイルス感染症での緊急事態宣言が出され,県をまたぐ移動は控えることとなり,中旬頃からクラブも休業となってしまいました。日本馬術連盟の公認競技会も夏までは開催されないことになりました。
仕事ではリモートワーク導入による在宅勤務が交替で開始されたり,休みの日にもどこにも行けず家に籠る日々が続きます。暇なので,馬術冊子の編集などを行っていました。

5月,ゴールデンウィークを過ぎても,警戒が続きました。クラブは6月まで休業していました。運動不足に加え,家では料理やお菓子作りを楽しんでいたので,筋肉が脂肪に変わり始め,恐怖と焦りを覚え始めます。週1の乗馬でも,それなりに効果はあったのだと実感。結局この月は,1度も馬に乗れませんでした。
全国の乗馬クラブの経営を心配し,クラウドファンディングなどの支援を細々と行っていました。

6月,緊急事態宣言が解除され,ようやく乗馬再開!
ウイルスが消えたわけではないので警戒は続き,マスクを着けて作業をしたり,手の消毒をしたりします。
だいぶ身体がなまっていたので,フラットワークを中心に,乗る感覚を思い出すところから始めました。60㎝の障害を跳ぶのに3週間かかりました。馬たちは休業中もよく運動していのか,動きはよかったです。


間違いなく歴史に残る時期を,今,わたし達は過ごしているのだなぁと感じます。
コロナ禍はまだ続いているので,いつまた感染拡大して馬に乗れなくなってもおかしくはない状況です。
普通に馬に会いたいときに会いに行け,好きなように練習できる環境も,当たり前ではないのだと,身に染みて感じました。
どうか,みんな,無事にこのときを切り抜け,また自由にのびのびと馬に乗って練習や試合ができる日々がやってきますように。
いつもよりも深く,この機会に感謝をこめて。ありがとうございました。

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ドア

200鞍のまとめ

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜ 祝・200鞍! *・゜゚・*:.。..。.:*・゜

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ついに騎乗回数200鞍を達成しました!
200鞍のレッスン内容の記録はこちらからどうぞ。


【200鞍 騎乗馬の記録】

1)体験乗馬の鹿毛馬 … 1鞍
2)体験乗馬の白い馬 … 1鞍
3)黒いおじいちゃん馬 … 7鞍
4)競技会の重い黒馬 … 28鞍
5)小柄なやんちゃ馬 … 109鞍 ★
6)良い子の栗毛 … 13鞍
7)元競走馬の女の子 … 13鞍
8)栗毛じいちゃん … 12鞍
9)子どもたちの練習馬 … 2鞍
10)アパルーサ … 12鞍
11)お引越ししたおじいちゃん … 2鞍

【200鞍 インストラクターの記録】

体験乗馬① … 1鞍
体験乗馬② … 1鞍
指導員A … 134鞍 ★
指導員B … 8鞍
指導員C … 13鞍
指導員D … 40鞍
学生さん1 … 1鞍
学生さん2 …  2鞍


相変わらず,指導員Aさんとちび馬くんとのコンビが群を抜いています。
次点が競技会や試験でお世話になった黒馬くんと,指導員Dさん。
じわじわ追い上げてきています。

乗った馬は,ついに10頭を超えました。
流鏑馬や木曽馬の体験乗馬や外乗を加えると,これまでに乗った馬の数は15頭くらいだと思います。

この人生の中で,一体何頭のお馬さんに乗る機会があるのだろうと,ぼんやり考えます。
現代の日本に住んでいたら,一度も馬に乗らないまま人生を終える人だっているに違いない。

毎週のように乗馬クラブに行って,SNSで毎日馬の画像や動画を見ていると,乗馬がかなり人口の少ない趣味なのだということを忘れそうになるのだけれど,日常生活の中で,馬に縁遠い人はまだまだたくさんいるのです。

馬がもう少し身近な存在になって,乗馬ももっと気軽にできるものになって,馬術競技を観るファンがもっと増えればいいのになぁと,少し前から考えています。

2020年は東京オリンピックが開催される年ですし(バロン西以来の日本のメダル獲得にも期待がかかっているようですし),これを機に馬術が注目されて,1人でも2人でも「馬に乗ってみたい」と思う人が増えればいいなぁ。

わたしはただの乗馬愛好者の1人で,馬術競技のファンの1人に過ぎませんが,乗馬を始めて3年が経過し,騎乗回数が200鞍を超えて,いつの頃からか,馬の活躍や馬術界の発展を祈るようになりました。

わたしにできることは多くないけれど,今日も祈りを込めて。

毎度のことになりますが,ここまで導いてくださったお馬様と関係者の方々に,心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜


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181~200鞍のまとめ&感想

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181鞍~200鞍

期間 : 2019年 9月~2020年 1月

騎乗した馬 : 4頭

教えてくれた人 : 2人

新しくやったこと :手綱を放した障害飛越(バウンス),70㎝×70㎝ オクサー障害

感想 : この回は,まず,手綱を放して障害を跳ぶ ところから始まりました。
病休明けに様子見のレッスンに2回ほど通い,大丈夫そうだったので本格復帰した直後のことでした。
無茶振りもいいところでしたが(笑),何とかついていきました。 
それ以降は毎度毎度ジャンピング。前半フラットワークで後半ジャンピング。精神統一して頑張りました。

障害も,ただ跳んでいたわけではなくて,どうしたらきれいに跳べるかということを毎回全力で考えながら挑んでいたので,まだまだ未熟ではありますが,「こうすると上手くいく」「これだと上手くいかない」という,細々としたデータは蓄積されてきているような気がします。詳しくは各レッスン記録を読んでいただければと思います。

指導員さん達には 「調子いいね」 「上手くなったね」 と言っていただけることが多かったのですが,一度派手に落馬し(職場の先輩の結婚式前日に顎を強打して顔にアザをつくるという大失態を犯す),再び落馬の恐怖心と戦うことにもなりました。これに懲りて,ついにボディプロテクター(エアバッグ)の使用を開始。段々と乗馬用の装備が増え,馬乗りらしい装いになってきました。

先日,乗馬に出かける前に実家で会った妹に,「すごい! 馬乗ってる人みたい!.。゚+.(・∀・)゚+.゚」と言われ(実際乗ってるんだけど),ああ,わたしもやっと乗馬ウェアが板についてきたのかなと嬉しくなりました(*´∇`*)

200鞍を記念して,これまでの自分の服装や集めてきた乗馬用品を振り返っていきたいと思います。


①体験乗馬 … 特別なものは何もなし。ユニクロのウルトラストレッチジーンズとスニーカー。チャップスとヘルメットは友人に借りたり,クラブの物をレンタルしたり。

②乗馬を習い始める … 体験乗馬とほぼ同じ状況。グローブは自宅から持参したすべり止めのゴムがついた軍手。ヘルメットとブーツは無料で借りられるので,自分の物は何もありませんでした。クラブや先生から購入を勧められることもありませんでした。

③約3ヶ月経過 … レッスンのたびに着ていく服装に悩むのが嫌になり,練習用のライダーズジャケットを購入。楽天のポイントを使って半額ぐらいで手に入れる。デザインと,水をはじく丈夫な素材が気に入って今でも愛用中。 そしてレッスン中に指導員さんに「軍手はすべるから」と言われたことを気にして乗馬用のグローブを購入。手にぴったり合ったサイズだと使いやすいけれど,消耗品のため,その後何度か買い替える。 
【防寒ジャケット】【グローブ】

④約半年後 … ヘルメットを購入。夏が近づき,汗をかくので他人との共有を避けたくなったので,自分用のヘルメットを買いました。ちなみにこのヘルメットは,一度落馬した際に新しい物に変えています。また,ジーンズに限界を感じたため(股上が浅くて腰の後ろが気になるし,鞍に当たる部分の生地が薄くなってしまう),ついにキュロットを購入。まだ人目を気にしていたので,できるだけ目立たないように,色は無難な黒一色。ポロシャツは家にあった安い物を着ていました。 
【ヘルメット】【キュロット】

⑤約1年後 … 女性用のライダーゲルショーツなるものを発見して購入。最初の頃は履いていることが外(キュロット)にひびかないか心配していました。高かったのですが長持ちしますし,騎乗が楽になるのでおすすめです。 
【ゲルショーツ】

⑥約1年半後 … ショートブーツとチャップスを購入。レンタルのブーツは微妙にサイズが合わず,鐙上げの際に脱げかけたりもするので,購入を決意。指導員さんに「最初はショートブーツとチャップスがいいんじゃないですか? 夏にもいいですよ」とアドバイスされ,ショートブーツとチャップスを買うことに。ショートブーツは車の運転もできるのでタウンユースにも愛用中。チャップスは安い物だったので,その後1年くらいでゴムの伸びやほつれが出てきてしまいました。 
【ショートブーツ】【チャップス】

その数ヶ月後には拍車を購入。指導員さんに 「脚も安定してきたし,使ってみてはどうですか」 と提案されたのがきっかけ。提案されていなければ,たぶん買っていなかったと思います。最初は使い方もわからず,拍車ベルトを安定させるのに苦労しましたが(メッシュ生地のものがどうしてもダメで,革製のベルトを購入してようやく落ち着きました),慣れてくるとお馬さんの操作が楽になります。ちなみに,拍車を安定させるためのゴムカバーのような物も買いました。 
【拍車】【拍車ベルト】【拍車ゴムカバー】

秋になる頃には,もう一着キュロットを購入しました。2日連続で馬に乗りに行くことがあり,洗濯したものが乾かないと困ることに気付いたので,予備として安い物を買いました。カラーは無難なブラウン。 
【予備キュロット】

⑦約2年後 … 特に予定はありませんでしたが,いつかこれが着られたらいいなと思って,ひとめぼれした競技用のシャツを購入しました。
【競技用シャツ】

⑧約2年半後 … 馬場2級試験のために,お金がない中,大慌てで正装をそろえました。メルカリでジャケットを買い(結局暑くて着ていませんが),白キュロを買い,親切なフォロワーさんから白グローブとタイをいただき,タイピンを買い,どうにかそれっぽい服装で試験に臨むことができました。
【競技用ジャケット】【白キュロット】【白グローブ】【ホワイトタイ】【タイピン】

その数ヶ月後,国体会場でお店を出していた白馬堂のおじさんから,ふらりと長靴を買います。イタリア製のラバーブーツですが,履きやすいし動きやすいしスタイリッシュだし,水に濡れてもいいから手入れのときも履き替えなくていいしで大満足です。障害の試合であればラバーブーツでも出場できるとのことです(馬場は革でないと出場できないらしいです)。 
【ロングブーツ】

⑨約3年後 … 障害の高さが少しずつ上がり始め,落馬リスクが高くなってきたのでエアバッグを購入。今まで買った乗馬用品の中で,ロングブーツの次に高価でしたが,腹は背に変えられないので買ってよかったと思います。そして寒い時期の乗馬を少しでも快適にするために,冬用のキュロットを買いました。 
【エアバッグ】【冬用キュロット】


3年かけて,じわじわとよく集めたなぁと思います。これからも,少しずつ何かが増えていくのだと思います。

たまに,ネット上で,「クラブから馬具や乗馬用品の購入を勧められて困っている」という話を聞くのですが,わたしに限って言えば,そういった経験はゼロです。本当の本当に,何もありませんでした。
自分のブーツやヘルメットがなくても,ジーンズで通っていても,軍手で乗っていても,誰かに変な目で見られることはありませんでした。買わなくても何も言われず,でも自分で何か入手してきたら,それはそのまま文句も言われずに受け入れてもらえます。物について何か聞けば,アドバイスもしてもらえます(拍車の使用開始時には本当にお世話になりました……)。

乗馬未経験者に乗馬を勧めると,大抵 「でも,始める時に色々そろえるのにお金かかるんでしょ?」 と言われるのですが,何も持たないままでも,乗馬は始められますよ(*^^*)
続けていく中で必要になったら買えばいいのだと思います。


☆おまけ☆
練習中の障害の高さの目印(葉っぱのシール)をドアの横に貼り付けて生活しています。
2019年はずっと60cmでしたが,最近80cmに貼り替えました。
ドア

200鞍の長い道のりに付き合ってくれたお馬さん達や,長い目で見守ってくださった指導員さん達,その他この環境に導いてくださった全てのものに,心より感謝申し上げます。

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161~180鞍のまとめ&感想

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161鞍~180鞍

期間 : 2019年 5月~2019年 9月

騎乗した馬 : 3頭

教えてくれた人 : 3人

新しくやったこと :馬場2級(A2課目)の試験,正装デビュー

感想 : この20鞍は,練習内容に派手な変化はなかったものの,期間的には激動の期間でした。お医者さんからジャンプを控えるように言われたため,馬場を中心に練習を重ね,7月の末にはどうにかこうにか馬場2級の試験を受験。同時に「お金がない」と騒ぎながら様々な人に助けられて正装をかき集め正装デビュー(だがまだ本革長靴は未入手)。お馬さんの頑張りもあり,馬場2級は無事に合格。その後入院のため1ヶ月強乗馬をお休みする。おそるおそる復帰して「あ,なんか大丈夫そうだ」といった感触をつかんだ……という,大忙しの20鞍でした。
試験のための練習が大半を占めていたため,練習のパートナーとなったのは試験当日にもお世話になった黒馬くんが多かったです(20鞍中12鞍)。今年初のジムカーナとクロスバー障害の試合でも黒馬くんがパートナーだったので,何だかんだで色々と縁のあるお馬さんです。

黒馬くんには,最初の1年は重くて泣かされていたので,一緒に試合に出て入賞できるほど仲良くなれたことにびっくりしています。
そういえば,やんちゃなちび馬くんも,最初の頃はあんまり好きではありませんでした。怒りんぼだし怠け者だし,レッスン中もワガママが効くかどうか試してくるし,愛想もないからおやつをあげても懐いてきたりしない。でも今はすごく可愛いと思っているのだから不思議です。健気に頑張っていることがわかるし(一生懸命要求に応えようとしてくれているのが愛しい),るんるんしながら馬房に戻ってエサを食べている姿を見ると笑顔になってしまいます。

最初の印象がイマイチでも,すぐに「相性が悪い」「この馬ヤダ」「違う馬がいい」などと言わないで,しばらく付き合ってみるほうが面白いようです。

たぶん,「馬と人」に限らないと思うけれど,誰かと誰かの関係って,あるいは何かと何かの関係って,時間をかけてつくっていくしかないんだなぁと思います。そしてそれは,自ら「つくろう」と思って関わっていくことでしかつくられないのだと感じます。
今わたしがお世話になっているお馬さんたちとも,クラブとも,指導員の先生方とも,乗馬や馬術競技そのものとも,わたしが途中で放り出していたら,こういう関係ではなかったのだと思います。

わたしは,何かに出会い関わるときには,できる限りまっさらな,ニュートラルな状態でいたいなぁと思っています。「前情報」とか「先入観」とか,自分の過去の経験から来る印象の良し悪しや,世間一般的に言われている善悪のジャッジをせずに,対象と関われたらいいなと。


今目の前にあるもの。
縁あって関わることになったもの。
そこで起こっていること。
働きかけられていること。
与えられていること。
求められていること。


馬に乗っているとき,わたしはそれを,五感を研ぎ澄ませて,全力で感じ取ろうとしているように思います。
余計なことを考える隙もなく,ただそれだけに一生懸命になっている。

そして気づいたら,相手の存在を嬉しく思えるようになっていて,おそらく関係性も最初の頃とは変化している。
そういうの,すごく素敵だなぁと思います。

何故関わろうと思ったのか,何故途中で終わらせずに関わり続けているのか,それはもう「不思議な引力が働いた」としか言えないのだけれど。

縁のあったお馬さんたちにも,クラブにも,指導員さんやスタッフさんたちにも,そしてこのブログの読者さんたちにも,ありがとうと伝えたいです。

いつも応援ありがとうございます♪

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141~160鞍のまとめ&感想

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141鞍~160鞍

期間 : 2019年 1月~2019年 5月

騎乗した馬 : 5頭

教えてくれた人 : 2人

新しくやったこと :障害10個の経路練習,アリーナでの練習,競技会出場(ジムカーナ,クロスバージャンプ),馬場2級(A2課目)の経路練習

感想 : 寒い時期から暖かくなった今まで,半年弱の間の記録。たったの20鞍ではあったけれど,かなり色々な経験ができた。生まれて初めて障害飛越(クロスバー)の競技に出場し,運よく2位入賞したり,その試合に出るまでの準備としてちょっとばかりハードな練習をしてみたり(でも楽しかった(^_^)♪),馬場のほうでは160鞍目にA2課目の経路練習が始まった。馬の手入れや準備や片付けにも慣れ,仕事や私生活で変化があっても,変わらずに乗馬は続けている。

○●○●○●○●○○●○●○●○●○


最近,馬に乗りながら,意識の向く先が変わってきたな,と感じる。


乗馬を始めたばかりの頃は,意識の向いている先は,主に自分だったように思う。
もちろん関わる対象である馬や,知らない世界で生きているクラブの人たちや,馬術競技そのものにも意識は向いていたけれど。やっぱり一番の関心事は自分だった。

自分が何を見たか。何を聞いたか。何を経験し,どう感じたか。
乗馬には何を着ていけばいいのかもわからなかったし,何か色々と多方面に渡って自信がなく,人の目を気にしておどおどしていた。
レッスンの進み具合も,人と比べて(というより一般的な上達速度に比べて)どんな感じなんだろうと気になって仕方がなかった。


そのうちに,段々と,意識の向く先は「自分」から「指導員さん」や「先輩」へとシフトしていった。
毎度レッスンを担当してくれる指導員さんが,何を言っているのか,何を伝えようとしているのか。この練習は何を目的としていて,どこへ導いてくれようとしているのか。
彼ら自身も優秀な馬術選手であり,技量の高さに気付いて感動し,レッスンに行く度に,自分よりも馬よりも何よりも,指導員さんの言動に注目していたように思う。
上級者たちのレッスンの様子を眺めたり,休日に試合を見に行ったり,意識は完全に他の選手や指導員さんたちに向けられていた。


やがて,今年に入ってから,わたしの意識は少しずつ「馬」に向くようになってきたように思う。
乗馬なんて馬がいて初めて成り立つのだから,2年以上経過してから意識が向けられるなんて,今更な感じもするけれど。
これまでだって,ずっと,どこかで馬の様子は気にしていたけれど,それよりも自分の状態や指導員さんに言われたことのほうに関心の多くを寄せていて,そこを重要視してはいなかった。おそらく,これまでは,自分のことに精一杯で,馬にまで充分な意識を持っていく余裕がなかったのだ。


馬はずっとわたしの練習に付き合ってくれていたのに,最近になって,ようやく会えたような気がする。
「おまたせしました」と,馬にお辞儀をして挨拶をしたいような気分。

馬の声は人間の言葉にはならないけれど,きみの声が聞きたい。
乗っている間はパートナーとして,どうかよろしくお願いします。


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150鞍のまとめ&感想

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騎乗回数150鞍達成しました!
150鞍のレッスン内容の記録はこちらからどうぞ。


【150鞍 騎乗馬の記録】

1)体験乗馬の鹿毛馬 … 1鞍
2)体験乗馬の白い馬 … 1鞍
3)黒いおじいちゃん馬 … 7鞍
4)競技会の重い黒馬 … 14鞍
5)小柄なやんちゃ馬 … 87鞍 ★
6)良い子の栗毛 … 9鞍
7)元競走馬の女の子 … 7鞍
8)栗毛じいちゃん … 12鞍
9)子どもたちの練習馬 … 2鞍
10)アパルーサ … 10鞍
 
【150鞍 インストラクターの記録】

体験乗馬① … 1鞍
体験乗馬② … 1鞍
指導員A … 106鞍 ★
指導員B … 8鞍
指導員C … 13鞍
指導員D … 20鞍
学生さん … 1鞍


やっぱりAさんと小柄なやんちゃ馬が多いですね。
次点はDさんと,競技会に一緒に出場した黒馬くん。
これまでのたくさんの人と馬との出会いに感謝(*´ω`*)


*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜


レッスンを150鞍。
日数にすると85日。


大体このくらい続けてみると,クラブ内の小さな競技会には出られるようになってくるみたいです。

きっと,趣味として本当に楽しくなってくるのは,ここからなんだろうなと,そんな気がします。


一応,これまでに出場した競技すべてで表彰台に上がっているので,そこそこ安定して力はつけてきているのだと思いますが(先生たちと馬たち本当にありがとう),「わたしまだまだだな」と,力不足を感じる日々です。

全然上手じゃないし,周囲の人々はとても追いつけない場所にいるようにも思えます。
ただ,そういう彼らの姿を見て落ち込むようなことはなく,純粋に「すごいなぁ.。゚+.(*゚▽゚*)+.゚」「いいなぁ.。゚+.(*´∇`*)゚+.゚」と,キラキラとした憧れの気持ちを抱き続けています。自分が下手なのは,ある意味で当たり前のことなんですよ(笑)。


わたし,こういうの,好きだなぁと,競技会や練習の様子を見ながらしみじみ思います。
何でか知らないけれど,馬に乗って走ったり跳んだりしている人を見るのが大好きです(*´ェ`*)♪

好きなものに関わっていられる時間が,一番幸せ(*´ -`)(´- `*)


*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜


話は変わりまして,
実感はあまりないのですが,レッスン記録を公開しているためか,これまで,人から「上達が早い」と褒められる機会が多くありました。

実際にはもっと上達の早い人はたくさんいますし,練習を重ねていても,自分に特別なセンスがあるとはとても思えないのですが,仮にわたしの上達が早かったのだとして,何となくひっかかる気持ちが常にどこかにあります。


たとえば,2~3年というスパンで考えてみれば,確かに成長の早い人が遅い人よりも「すごい人」のように見えるかもしれない。
でも,それを,10年のスパンで見てみたらどうだろう?

もしかしたら,早く成長した人よりも,ゆっくり成長した人のほうが上手になっているかもしれない。


そういう可能性がいつも頭にあるから,現時点で「上達が早かった」のだとしても,浮かれることはできないし,ましてや,自分よりもゆっくり成長している人をセンスがないとか下手だとか,そういう風には思えないのです。



わたしはこれまで,色んなことを行うのが,人よりも少しゆっくりでした。 
覚悟を決めて,自分の意思で働き始めたのは,成人して何年も経ってからでしたし,通信制の大学を卒業するのにも6年かかりました。結婚もまだしていません(たぶんこれも遅いのでしょう・笑)。
それでも,わたしは,今いる場所のことが結構好きです。振り返れば,自分なりにものすごい成長を遂げてきたのだということもわかります。

「ゆっくり」とか「遅い」って,「劣っている」こととイコールじゃない。
「早い」ことは,「優れている」ことじゃない。

実感として,いつも思っていることです。
「遅い」とか「早い」とか,あんまり意味がない。


ただ,本当に好きなことって,先へ先へと行きたがる気持ちがいつもあるように思います。
それは「他の人よりも早く」とか,「優れていることを証明したい」とか,そういう気持ちではなくて。
先の先の先に……そこへ行きたくて,そこにあるものを知りたくて,神様お願いしますと祈るような気持ち。

そこには,自分だけの時間が流れているような気がします。
「遅い」も「早い」もない,時計やカレンダーなどの一般的な物差しでは捉えることのできない時間。

「命って時間なんだよ」という話を,以前どこかで聞きました。
それならば,自分自身の時間を感じるそのときが,一番「生きている」と言えるのかもしれないと,150鞍乗ってきて思いました。

皆さまも,良き乗馬ライフを(^^)/♪


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121~140鞍のまとめ&感想

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121鞍~140鞍

期間 : 2018年 10月~2019年 1 月

騎乗した馬 : 4頭

教えてくれた人 : 3人

新しくやったこと :全乗振の技能認定試験(馬場3級)のレッスン&試験&競技会デビュー

感想 : 121~140鞍で一番大きかったのは,技能認定試験を受けたことでした。指導員さんからお話をいただくまでは,試験のことはほとんど頭になかったのですが(そもそも受験可能なレベルなのかどうかも自分ではわからなかった),チャレンジしてみたことで世界が大きく広がったような気がします。

これまでの練習でも,常に「もっと上手に!」という意識でいたので,ゆっくりとした成長は感じていたのですが,何というか,体感としてステージが一つ上がったような気がします。

もちろん,3級試験に合格した後でも,できないことはまだまだ山のようにありますし,調子が悪ければ今までできていたことまでできなくなって「こんなんで3級試験合格したとか1位になったとか,笑われちゃう(>_<)」と恥ずかしい気持ちを味わったりすることも多いです。

それでも,やっぱり,何かを 「自分の実際の体験として知っている」 というのは,知らないままでいるのとは雲泥の差があるな,と思うのです。

たぶん,チャレンジした結果がどんなものであったとしても,体験としては大差はなかったのだろうと思います。


「知らなかった自分」から「知っている自分」へ。

その瞬間に,ほんの少し垣間見た世界は,どんなものだったのか。

その場所に立たなければ見えなかった風景は,どんな感じがしたのか。

 
大会での試験は,本当に一瞬で終わりました。
でもその一瞬は,わたしの中の何かを変えました。



正直,この出来事があるまでは,試験を受けることや大会に出場することに,「別にそんなことしなくても」と思っているふしがありました。

「級なんて持っていなくても」
「試合に出て戦わなくても」
「馬と遊べて上手になれれば」
「それでいいでしょ?」


今ならわかる。
わたしは恐かった。


無自覚でしたが,悪い結果が出ることを恐れてもいたし,それ以前に変化に対する強烈な恐怖を感じてもいました。新しいことをするのは恐くて,「このままでもいいでしょ? ほら,わたし,ちょっとずつだけど上手になってる」って,「そっちの世界」を見て見ぬふりをしていたのだと思います。

それを見抜かれたのかどうか,このタイミングで試験の話を持ちかけてきた指導員さんの力量には脱帽です。


翌週から,通常どおりのレッスンに戻りました。
試験前と同じように馬を出してきて手入れをして馬装をして……レッスンの流れも雰囲気も,以前と何も変わりません。自分の乗馬技術が劇的に向上したわけでもありません。

それでも以前とは何かが違う。



背中を押してくださった指導員さんと,試験当日に一生懸命応えてくれたお馬さんと,下手な乗り手の練習に付き合ってくれた馬たちに,心よりの感謝を。
ありがとうございました。



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2年間のまとめ

乗馬を習い始めてちょうど2年が経過しました。
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2018年
 1月 5鞍
 2月 6鞍
 3月 5鞍
 4月 4鞍
 5月 8鞍
 6月 6鞍
 7月 5鞍
 8月 4鞍
 9月 10鞍
10月 6鞍
11月 6鞍
12月 6鞍

1月~12月合計 71鞍
月平均 5.92鞍

乗った馬 7頭
教えてくれた人 4人

2年経っての感想は……ようやく一里塚,かな .。゚+.(*・ω・)ノ ゚+.゚

年末ぎりぎりに馬場3級の試験に合格し,同時に競技会デビューも果たしたので,これまでの流れに一区切りつけられたような気がします。

もちろん,技術的にはまだまだ未熟な点ばかりなので,ここで満足しているわけではないのですが,無事にこのレベルに到達することができて安堵しています。
根気強く付き合い,ここまで引き上げてくださった指導員さんや馬たちに感謝しています。

あなたたちに出会えて本当によかった。。゚+.(*´ω`*)゚+.゚


*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

余談になりますが,

このブログは,自分のレッスン記録として書いているのですが,公開する以上,人に読まれることを前提に,可能な限り「読んで面白い」ブログを目指してきたつもりです。

わたしが文芸作品を執筆する際には,心がけている点が3つありまして,

①読みやすく
②わかりやすく
③面白く

これだけはどんな作品であっても遵守しようと思っています(難しいんですけどね)。

「①読みやすく」と「②わかりやすく」は,技術的な問題なので,何度も読み返して推敲を重ねれば,そこまで手に負えないポイントではないのですが,問題は「③面白く」。



人は,どういうときに,「面白い」と感じるのか?



小説を書き続けていたときは(現在はお休み中),そういったことを追求する日々でした。

わたしが愛読している本のひとつに,大沢在昌さんの 『売れる作家の全技術』(角川書店) というものがあるのですが,





その本の中で大沢さんが,


人が読んで面白いと思う小説の条件は、大雑把に分けて「変化を読ませる」か「謎を解き明かす」か、この二つなんです。


と言っていて,「なるほどな」と思ったことがあります。

「変化」そして「謎解き」。

少年漫画では,主人公が変化(成長)していく姿が面白いわけですし,謎めいていた(隠されていた)事実が徐々に明るみに出てくる過程というのは,それがどんなものであっても人の興味を引くものだと思います。


このブログは,ずっと,「連載漫画を読むように」読んでもらえたらいいなと思っていました。
「次はどうなるのかな」「これはどうやって克服するんだろう?」 そんな風に,わくわくしながら読んでもらえたらと。

そして,作者というのは,同時に「第一読者」でもあります。
書いた作品を一番最初に読む人間は,作者なのです。

その第一読者である自分が,誰よりもわくわくしていられるこの作品は,幸せな作品だなぁと思います。(*^-^*)

乗馬は,わたしにとって,謎を追い求め大きな成長を促してくれる,素晴らしい存在です。
これからもこの旅が続くことを祈って,2018年を締めたいと思います。
ありがとうございました。


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101~120鞍のまとめ&感想

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101鞍~120鞍

期間 : 2018年 6 月~2018年 9 月

騎乗した馬 : 4頭

教えてくれた人 : 2人

新しくやったこと :垂直障害飛越(80~95㎝),オクサー障害飛越,反半巻乗り,鐙上げの駈歩(調馬索なし),拍車の使用,長鞭の使用

感想: 新しくやったことを抜粋して振り返ると,「結構難しいことに挑戦していたな」という印象。それぞれのレッスンでは、「ここがダメだった」「あれができなかった」「これが難しいな」と,課題に目が向くことが多いので,「まだまだ全然,何もできてはいないよ(>_<)」と思っているのだけれど,ちょっとずつは進歩している模様。
そしてようやく,ようやく拍車の使用が始まりました。次の段階への一歩を踏み出せたかな。


乗馬を始めたばかりの頃,自分の進度が気になって,よく参考にしていたサイト『乗馬初心者のための乗馬入門』には,「120鞍~300鞍は中級者」との記載があった。

漠然と,「120鞍乗れば中級者かぁ(*´∇`*)」なんて思っていたのだけれど,いざ自分の経験値が120鞍に到達して思うことは,

とてもじゃないけど「中級者」だなんて名乗れない!(=゚ω゚=;)

ということ。


わたしの中で,「中級者」って「守破離」の「破」のイメージなのだ。


「守」…基礎・基本を身に付ける(初心者・初級者)
「破」…教えられたことをもとに自分なりのやり方を模索し技術を定着させていく(中級者)
「離」…新たな記録やスタイルを生み出していく(上級者)


まだまだ,基礎・基本の「守」=「初心者・初級者」だなぁ(≡ω≡.)


「中級者」って言うのは,何となく,「基礎」「応用」を叩き込まれて,「実践」(つまり試合)に飛びだした人のことを言うような気がするのだ。もう一応のことは身に付けて,戦いの場に出られる人間(と馬)。

ちなみに「上級者」は幾度も戦場に出ては生きて戻ってきた猛者みたいなイメージ(笑)。愛馬と共にね。百戦錬磨の将で後進の育成に取り組むレベル。


試合に出られるようになったら,わたしも「中級者」だって思えるのかな。
うーん……想像すると恐ろしいというか,おそれ多いというか……!(((( ;゚д゚)))

でも,そうできたらいいな。
「戦いの場」って響き,カッコいいな(*´ω`*)


相変わらず,周囲にいるのは上手な人ばかりだし,100鞍を超えてもなお未熟さばかりが目につくけれど。
うん,でも,毎回のレッスンが楽しい。

毎回違う様子の馬。
毎度変化していく自分。
少しずつ姿を変える乗馬クラブ。

同じままであるものは何もなく。

次は何が起こるだろう? 
どこまで行けるだろう?
何に出会えるだろう?

こんな日々を与えてくださった馬や先生やこの乗馬クラブに,心より感謝申し上げます。


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